そして、この奨学金を返済するために生活難に陥るのが「奨学金地獄」だ。子供2人を大学に通わせている女性は「夫の給料は上がるわけでもないし、私も現在パートで家計を支えています。住宅ローンもまだ返済が残っています」「(大学の授業料は)年間、2人で300万円です」「(授業料を)支払うのが困難なので、子供に奨学金を借りてもらっているのが現状です」と厳しい事情を明かした。
大学の授業料は年々高騰しており、国公立で年間平均およそ56万円、私立では平均86万円となっている。さらにサラリーマンの平均年収は20年ほど前から緩やかに減少しており近年は横ばい。そのため、親からの仕送り額も年々低下し、首都圏の私立大学生への仕送り額は16年連続で減少中の8万5700円と過去最低額だ。親からの支援を受けられない学生は奨学金に頼るしかないの現状のようだ。
大学の授業料は年々高騰しており、国公立で年間平均およそ56万円、私立では平均86万円となっている。さらにサラリーマンの平均年収は20年ほど前から緩やかに減少しており近年は横ばい。そのため、親からの仕送り額も年々低下し、首都圏の私立大学生への仕送り額は16年連続で減少中の8万5700円と過去最低額だ。親からの支援を受けられない学生は奨学金に頼るしかないの現状のようだ。