中学生がチカの採卵・人工授精
04月11日 12時20分
道東の別海町で11日、中学生がワカサギの仲間、チカの卵を採って人工授精する体験実習が行われました。
この実習は水産業に理解を深めてもらおうと、別海町の野付中学校と漁協がチカの産卵期を迎えるこの時期に行い、ことしで56回目です。
全校生徒およそ40人と漁協の職員などが参加し、体長10センチから15センチのチカを1匹1匹手に取って腹の大きさの違いでオスとメスに分けました。
そしてメスの腹を押さえて卵をホタテの貝殻に絞り出したあと、精子と混ぜ合わせました。
初めて参加した1年生は、作業に戸惑いながらも上級生のアドバイスを受け1時間ほどでおよそ3000万個の受精卵ができました。
1年生の女子生徒は「たまにチカが動いてびっくりしたけれど、楽しかったです。大きく元気に育ってほしいです」と話していました。
野付漁協資源管理係の楠拳さんは「漁師の町なので資源の大切さを学んでもらえるとうれしい」と話していました。
漁協ではことし2億個の受精卵をつくる計画で、チカの人工授精は今月16日まで行う予定です。
04月11日 12時20分
道東の別海町で11日、中学生がワカサギの仲間、チカの卵を採って人工授精する体験実習が行われました。
この実習は水産業に理解を深めてもらおうと、別海町の野付中学校と漁協がチカの産卵期を迎えるこの時期に行い、ことしで56回目です。
全校生徒およそ40人と漁協の職員などが参加し、体長10センチから15センチのチカを1匹1匹手に取って腹の大きさの違いでオスとメスに分けました。
そしてメスの腹を押さえて卵をホタテの貝殻に絞り出したあと、精子と混ぜ合わせました。
初めて参加した1年生は、作業に戸惑いながらも上級生のアドバイスを受け1時間ほどでおよそ3000万個の受精卵ができました。
1年生の女子生徒は「たまにチカが動いてびっくりしたけれど、楽しかったです。大きく元気に育ってほしいです」と話していました。
野付漁協資源管理係の楠拳さんは「漁師の町なので資源の大切さを学んでもらえるとうれしい」と話していました。
漁協ではことし2億個の受精卵をつくる計画で、チカの人工授精は今月16日まで行う予定です。