池田町でワイン用ブドウ苗木作り
04月04日 12時16分
道内有数のワインの産地として知られる十勝の池田町で、ワイン用のブドウの苗木作りが始まりました。
ワインの産地として知られる池田町では、将来ワインを作るブドウを確保するため、去年ブドウの木から切り取った枝をこの時期に挿し木して苗木を作っています。
4日は、町のブドウ・ブドウ酒研究所の農業用ハウスに従業員15人ほどが集まり、冬の間、地下の保管庫で越冬させた、赤ワインにする「清見」という品種のブドウの枝を長さ30センチほどに切りそろえていきました。
そして、根の成長を促すための液に浸したあと、電熱線で温めた苗床に1本ずつ植えていきました。
植えられた枝は、2週間ほどで芽が出て、来年の春に畑に植えられ、早ければ3年後にはブドウが収穫できるようになるということです。
道内のワイナリーはこの10年で2倍以上に増えましたが、ワイン用ブドウの収穫量はほぼ横ばいが続いていて、苗木の不足が深刻化しています。
研究所では、1週間程度かけて去年より5000本多いおよそ3万本の苗木を作ることにしています。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の西垣旭技師は「ここのブドウは寒さに適した品種なので寒冷地でワイナリーを作ろうという人にも苗木を販売しています。苗木づくりはよいワインづくりの第一歩なので、よい苗木を作りたいです」と話していました。
04月04日 12時16分
道内有数のワインの産地として知られる十勝の池田町で、ワイン用のブドウの苗木作りが始まりました。
ワインの産地として知られる池田町では、将来ワインを作るブドウを確保するため、去年ブドウの木から切り取った枝をこの時期に挿し木して苗木を作っています。
4日は、町のブドウ・ブドウ酒研究所の農業用ハウスに従業員15人ほどが集まり、冬の間、地下の保管庫で越冬させた、赤ワインにする「清見」という品種のブドウの枝を長さ30センチほどに切りそろえていきました。
そして、根の成長を促すための液に浸したあと、電熱線で温めた苗床に1本ずつ植えていきました。
植えられた枝は、2週間ほどで芽が出て、来年の春に畑に植えられ、早ければ3年後にはブドウが収穫できるようになるということです。
道内のワイナリーはこの10年で2倍以上に増えましたが、ワイン用ブドウの収穫量はほぼ横ばいが続いていて、苗木の不足が深刻化しています。
研究所では、1週間程度かけて去年より5000本多いおよそ3万本の苗木を作ることにしています。
池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の西垣旭技師は「ここのブドウは寒さに適した品種なので寒冷地でワイナリーを作ろうという人にも苗木を販売しています。苗木づくりはよいワインづくりの第一歩なので、よい苗木を作りたいです」と話していました。