🍼 北海道ママ・育児

　「ぴんぽーん」は、０９年度に訪問型の相談活動を行う家庭教育支援チームとして発足。希望する家庭へ直接訪問して行う相談活動や、年５回発行する情報紙「ぴんぽ〜ん♪」に保護者から寄せられた相談への回答を「子育てのワンポイントアドバイス」として掲載するなど、子育てに悩む保護者に寄り添い、不安を解消への手助けに力を注いでいる。

　こうした活動が認められ、１７年度の家庭教育支援チームの活動の推進に係る文科大臣表彰を受賞した。

　２４日には、中谷代表、野口良行さん、吉原芳美さん、石川久美子さんのチームメンバーの４人がそろって戸田安彦町長のもとを訪れ受賞を報告。中谷代表は「試行錯誤しながらの取り組みだったが、思いのほか個人の訪問依頼の希望が多く、年間６０〜７０件程度訪問している」などと活動を紹介。「行政の事業として継続してくれていることも大変ありがたい。より多くの人に気軽に利用してもらいたい」と話した。

　元教員でもある野口さんは「自立は乳幼児期にもととなる部分が育つため、豊かな育児をしないといけない。子どもが育つ大事な時期に多くの大人の手が必要であり、そういったことを支援体制の中で伝えていくのがわれわれの仕事」と語った。吉原さんと石川さんは乳児健診に出向いてアンケートを行うなど、保護者から直接ニーズを拾い上げており「必要な選択ができるように情報提供できたら」などと話した。

日ロ交流促進目指し初総会　札幌で日露大学協会