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「史上最悪の作戦」の地インパールで、地元青年らが資料館を建設　日本から支援

日本軍がインド侵攻を目指し、補給を無視した稚拙な作戦に多くの兵士が飢えや病で倒れ、「太平洋戦争で最も無謀の作戦」と呼ばれたインパール作戦。数万の日本軍兵士が倒れた地で、地元の青年らが戦跡を掘り起こして当時の兵器や遺品を回収し、資料館をつくっている。日本からの資金援助で11月にオープンする予定だ。
2018/07/23 20:01
Yoshihiro Kando


旧日本軍がビルマ（当時）からインド東部の攻略を目指し、食料や弾薬の補給を無視したずさんな作戦で膨大な死者を出した、1944年の「インパール作戦」をご存じですか。
Imperial War Museums / Via iwm.org.uk


英軍が日本軍から奪還した陣地（1944年）

旧軍の無謀さの象徴と言われるこの作戦の舞台となったインド東部インパール（現地発音ではインファル）で、地元の青年たちが74年前の戦争の記録と記憶を掘り起こし、資料館を建設しようとしています。日本からも支援が入り、11月に開館する予定です。

のどかなインパール周辺の田園地帯。かつてこの地で戦争があった。
史上最悪の作戦

インパール作戦は、陸軍の牟田口廉也中将が、当時の連合国軍側が中華民国に物資を送る「援蒋ルート」を遮断することを目的に、1944年3月に始めた。ビルマから険しいアラカン山脈を越えてインド北東部に侵入し、当時インドを支配していた英国軍を退けて北東部を占領することを目指した。

だが、上層部が食料などの補給を軽視したため、兵士らは戦闘だけでなく飢えと病に苦しみ、次々と倒れた。作戦は4カ月後に中止されたが、険しい山中の撤退ルートに沿って日本兵の死体が積み上がり、「白骨街道」と呼ばれる惨状となった。

精神論を振りかざして無謀な要求を突きつける上層部と、忖度する周囲。振り回され、疲弊する現場。この作戦の構図を巡り、2017年にNHKが「戦慄の記録･インパール」を放送。「今の日本社会にも同じような状況がある」とTwitter上でハッシュタグ「#あなたの周りのインパール作戦」が立ち上がった。


中国戦線での牟田口中将（左から2番目）

牟田口か、稚拙な作戦で万単位の無惨な屍体を野晒しにし、遺族から『牟田口のバカ』と呼ばれても、自己弁護に徹した卑怯者

>>1

いや、牟田口だけじゃないよ。パプアニューギニアでも同じく補給ゼロで日本兵がバンバン餓死したり、現地人食ってたから。
最低限の兵士の補給さえせずに、幹部だけ毎日高級ワイン飲んだりして豪遊してたのが日本軍の実態。

若いやつは、殺されたようなもん

上げ

馬鹿らしい駄作インパール作戦まるで爆サイ

腹が減っては戦ができぬ。バカ牟田口❗️

古関裕而が「史上最悪の作戦」のビルマで体験した恐怖【今週のエール豆知識】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2020年10月10日 9時26分

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作曲家の古関裕而（Ｃ）共同通信社

【今週の「エール」豆知識】

「エール」第17週では、いったんは召集令状が届いた古山裕一（窪田正孝）だったが、作曲活動での戦争への貢献が認められ、召集解除となる。だが、古山が戦地に行くことを免れたわけではなかった。慰問要員に選ばれたのである。10月12日からの第18週で、古山は激戦地ビルマ（現ミヤンマー）を訪れることになる。

　古山のモデル・古関裕而が特別報道班員としてビルマに派遣されたのは終戦前年の1944年４月。現地では、同年１月からインパール作戦が始まっていた。参加した日本兵の大半が命を落とし、のちに「史上最悪の作戦」とも言われた。

　戦況は悪化の一途をたどっていたが、古関にはまったく伝えられていなかった。逆に、作戦はまもなく完遂するから、急いで現地に行くようにと、せかされたのである。古関は自伝「鐘よ鳴り響け」の中で「私は行きたくなかった」と明かしている。福島の母が病床にあるため、辞退したいと申し出たのだ。しかし、軍部はそれを許さなかった。軍部側は母の病状をすでに調べていて、それほど重態でもなさそうだと、外堀を埋めてしまった。古関はビルマ行きを承知するしかなかった。