1走和田が好スタートを切ると、2走は100メートルでインターハイを連覇した宮本。自己ベスト10秒23の高校王者は大学、社会人を相手に差をつめる激走。3走井本は、東洋大3走の桐生に必死で食らいついた。2番手でバトンを受けたアンカー平賀は2着を死守し、ゴールに飛び込んだ。
従来の高校記録は、桐生が洛南高2年時の12年11月に樹立した39秒64だった。5年かけて後輩たちが「ジェット桐生」らの記録を更新。メンバーの力を結集した新記録に、宮本は「バトンパスは完璧ではなかったが、記録を超えることができてよかった」と笑顔を見せた。
桐生も指導した洛南高の柴田監督は「記録を出そうと思って、狙いすましてきた。桐生が走っているその中で、記録を出せたらどれだけいいだろう、と思っていた。(5年前に)39秒64が出た時に、これを超えるチームが出ることがあるのかと思ったが、リレーをしっかりやってきた結果」と納得の表情。高校総体は最近6年で総合優勝5度の同監督は「これが天井(最高の記録)かというと、そうでもない気がする。ここまで高校生でもできるんだ、という自負もあります」と話していた。
同決勝は28日に行われる。
[匿名さん]
アンカー多田、怒とうの追い上げで自校の表彰台に貢献
10/28(土) 22:31配信
「陸上・日本選手権リレー」(28日、日産スタジアム)
男子400メートルリレー決勝が行われ、ロンドン世界選手権銅メダルメンバーの多田修平(21)を擁する関学大は3位。アンカーの多田が怒とうの追い上げを見せ、表彰台に食い込んだ。
それでも多田は「優勝を狙っていた。心残りはある」と悔しがった。6月に10秒08をマークし、日本選手権では2位となり世界選手権代表入り。リレーの銅メダルに貢献するなど大ブレークを果たした。
「ポッと出の選手なので、重圧はあった」と安堵の表情。ハードな日程が続いただけに「休みたい。(趣味の)写真撮りにいきたい」と笑った。
[匿名さん]
東洋大初V、5連覇中の早大撃破 日本選手権リレー
[2017年10月29日17時22分]
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男子1600メートルリレーを制した東洋大の左からウォルシュ・ジュリアン、桜井朴也、吉津拓歩、斉藤旬亮(撮影・上田悠太)
男子1600メートルリレーを制した東洋大の左からウォルシュ・ジュリアン、桜井朴也、吉津拓歩、斉藤旬亮(撮影・上田悠太)
<陸上:日本選手権リレー>◇第3日◇29日◇日産スタジアム
男子1600メートルリレーは、東洋大(斎藤旬亮、桜井朴也、ウォルシュ・ジュリアン、吉津拓歩)が、3分7秒11で初優勝した。5連覇中の早大を0秒01上回った。
3走として、中位でバトンを受け取り、1位に押し上げたリオ五輪男子400メートル代表のジュリアンは「走りは今シーズン一番よかった。前の人を抜けばいいと思っていた」。正式タイムが電光掲示板に表示され、優勝が決まると、仲間と輪になって喜んだ。28日の400メートルリレー決勝にも出場したが、桐生祥秀(21)からバトンを受ける時に飛び出しのタイミングが早く、V逸の一因となってしまった。「勝たなきゃ東洋大の陣地に帰れない」と笑顔で振り返った。
最後に粘って、早大から逃げ切った4走・吉津は「走りを無駄にできないと思って走った」と安堵(あんど)した。
[匿名さん]
福岡が優勝、東京五輪で初採用の男女混合リレー
[2017年10月28日19時46分]
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混合1600メートルリレーで優勝した福岡の(左から)花岡、河北、金、今泉
混合1600メートルリレーで優勝した福岡の(左から)花岡、河北、金、今泉
<陸上:日本選手権リレー>◇第2日◇28日◇日産スタジアム
20年東京五輪で初採用される男女混合1600メートルリレーが、都道府県対抗の18歳未満の世代で実施された。優勝は福岡(今泉堅貴、金普恩、河北歩実、花岡一摩)で、タイムは3分31秒70だった。
同種目は世界リレーなど国際大会では行われていたが、選手も指導者も経験が少ない。男女各2人で編成され、走順は自由。戦術面も含め、日本陸連は強化を模索している。強化委員会の山崎一彦ディレクターは「女子が速くないとタイム差が出る。女子の強化が必要になる」と話した。
東京五輪の「特別対策種目」として今大会では初実施。日本陸連は来年度から国体での開催も目指している。
[匿名さん]