🐟 北海道釣り･漁･漁協雑談

内臓くっきり　新ひだかで透明イカ水揚げ　キタノスカシイカ？

04/14 07:00


新ひだか町で混獲された、キタノスカシイカとみられるイカ。胴の下に差し込んだ手が透けて見える


　【新ひだか】日高管内新ひだか町で１３日、透明な体の珍しいイカが水揚げされた。イカに詳しい函館頭足類科学研究所の桜井泰憲所長によると、形状や分布から深海にすむキタノスカシイカとみられ、漁業者らが、わずかな内臓などが透けて見える不思議な姿に感嘆の声を上げた。

　イカは、同町静内春立沖の水深約３００メートルの海底に設置されたカレイの刺し網にかかっており、生きた状態で同日午前、ひだか漁協の市場へ。全長８０センチ弱で、胴の部分はほぼ無色透明。連絡を受けた日高地区水産技術普及指導所静内支所が引き取った。