今年の夏は青ざめる人が続出か。
4月27日、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』の新たな予告編やビジュアルバナーが公開された。
原作ファンを中心に再び非難が出ている他、「ジョジョが大好きだから、実写映画は観に行かない」と宣言するファンが相次いでいる。
■新予告映像にファンが怒り「バカなヤンキー映画?」
今回公開された予告映像は、「世界驚愕」と煽ってスタート。
スペインで撮影した杜王町を舞台に、主人公・東方定助(山﨑賢人・22)や転校生という設定の広瀬康一(神木隆之介・23)らメインキャストが続々と登場する。
映像の一部ではスタンドによる攻撃シーンも展開されているが、スタンド自体は公開されていない。
大手動画共有サイトなどでも配信がスタートするや否や、ファンの間ではバッシングの嵐。
予告映像に対しては、低評価が高評価を大きく上回っている。
意見の中身は辛辣で、「昭和のヤンキー映画にしか見えない」「出演した俳優は出来上がりを観てどう思うんだろう?俳優として恥ずかしく無いのかな?」「スタンドは見せられないほどひどいCGなのかな?」と不安や怒りを募らせている。
また、一部ファンの怒りは文句を言うだけで収まらないようだ。
8月の公開日が迫るにつれて、SNS上では「ジョジョ実写は死んでも観に行かない」「ジョジョが大好きだから、実写映画は観に行かない」と宣言するファンや、「頼むから一章で終わってくれ」「(出演者が原作キャラに比べて)みんなガリガリ過ぎで無理。今回だけで終わらないかな」と懇願するファンが相次いでいる。
わざわざ「観に行かない」と言い切るのは一体なぜなのか。
「アニメ実写化が相次ぐ一番の理由は、興行収入が安定して見込めるから。たとえ出来が悪くても、ファンが『作品にまつわるものは全てチェックしたい!』という欲求を満たすべく映画館に足を運んでくれる。だから“多少”のことは目をつむって、実写映画がドンドン出来上がる。もちろん『ジョジョ』もそれを見越してのことでしょうが、『ビジネスとして成立する』と見込んだ、原作ファンを“舐めた行為”といえるでしょう。オマケに大根役者と言われる山﨑と駄作請負人とも囁かれる三池崇史監督(56)のタッグ。ジョジョ愛が深すぎるファンが、これ以上の原作破壊を阻止するために『観に行かない』と宣言しているようです」(報道関係者)
昨年9月の記者会見で、プロデューサーの平野隆氏が「第4部をすべてやっていきたいという思いがあって、第一章とつけさせて頂いた」「できれば観て頂いたお客さんの応援があって、その先の第4部をすべてやっていきたいという思いがある」などと続編を示唆している本シリーズ。
大逆風が吹き荒れてもなお続編の製作を強行し、ファンを奈落の底に突き落とすのだろうか。
【日時】2017年04月29日(土) 15:00
【提供】デイリーニュースオンライン