2017年9月26日、在東京タイ王国大使館は、タイを代表する王立バンコク交響楽団による 日タイ修交130周年記念「タイ日友好コンサート」を、東京・サントリホールで開催した。
タイ王国ドーン・ポラマットウィナイ外務大臣は「今日は、タイと日本が正式な外交関係を樹立してから130周年になる日であります。その日から本日まで、両国の関係は、段階的に発展しており、現在では相互に戦略的なパートナーとなりました。私は、次世代の人々が、両国民の利益と幸福及び、地域と世界の繁栄と平和のために、この親密で強固な友好関係を新しい次元へとさらに発展させ、安定し持続可能なものになるよう継続していくことを強く願っています」などと挨拶した。
この後、河野太郎外務大臣が祝辞を述べ、オープニングセレモニーとして祝賀メッセージの交換が行われ、コンサートが始まった。
北朝鮮情勢や、ミャンマー・ラカイン州問題(ロヒンギャ)など、様々な困難な課題が世界中に山積しており、世界の繁栄と平和を実現するために、外交の重要度が高まっている。
コンサートの最後に「上を向いて歩こう」が演奏されると拍手が沸き起こった。
また、会場のロビーには、日タイ両国の国花をモチーフにしたオブジェ(サクン・インタクン作)が飾られ、多くの来場者が記念撮影をした。
出演
指揮:川本貢司
ピアノ:プーム・プロマチャート
バス・バリトン:キッティナント・チンサムラン
王立バンコク交響楽団
曲目
ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』op.92
ショパン:ピアノ協奏曲第2番?ヘ短調 op.21
ヘンデル:『メサイア』から「ラッパが響いて」
モーツァルト:オペラ『ドン・ジョヴァンニ』から「カタログの歌」
Fantasia on themes of HM King Bhumibol Adulyadej 他
【日時】2017年09月27日(水)
【提供】Global News Asia