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札幌市議会(定数68)は市議の公費による海外視察を8年ぶりに実施する。11月に姉妹都市の米国ポートランド市と、世界冬の都市市長会で交流があるカナダ・エドモントン市を訪問する。道内主要市では、札幌市以外で公費による海外視察を実施する議会はない。
11月5〜11日の7日間でポートランドとエドモントンを訪問。自民党6人、民進党・市民連合4人、無所属1人が参加する。札幌市議の海外視察費は任期4年間で1人80万円が上限で、今回はこの上限内で実施。1人70万円程度を見込んでいる。
地方議会の改革に詳しい法政大学法学部の広瀬克哉教授は「札幌市議会の計画は観光レベルを脱しているのか疑問で、政策判断力の向上につながることを十分に説明できていない。議員の見聞を広めるために公費を費やすのを許す有権者は少ないだろう」と指摘する。
[匿名さん]