確定開票結果は、石畑氏が2562票、水谷氏が1425票、田中氏が687票だった。
南大隅町では2007年、当時の町長が人口減対策として誘致を検討したが、鹿児島県の反対で撤回。12年には、放射性物質の受け入れなどを拒否する条例が町議会で可決された。いったん問題は沈静化したが、今回の町長選で、町内の誘致派の後押しを受けた田中氏が立候補し、処分場誘致をめぐる問題が争点に浮上した。
石畑氏と水谷氏は「町民の多くは望んでいない」「町の自然を守る」などと誘致に強く反対。一方の田中氏は「誘致で町の持続的な発展をめざす」とし、処分場選定の「文献調査」の受け入れに伴う交付金で町民1人に30万円の商品券を配ると公約していた。
南大隅町では2007年、当時の町長が人口減対策として誘致を検討したが、鹿児島県の反対で撤回。12年には、放射性物質の受け入れなどを拒否する条例が町議会で可決された。いったん問題は沈静化したが、今回の町長選で、町内の誘致派の後押しを受けた田中氏が立候補し、処分場誘致をめぐる問題が争点に浮上した。
石畑氏と水谷氏は「町民の多くは望んでいない」「町の自然を守る」などと誘致に強く反対。一方の田中氏は「誘致で町の持続的な発展をめざす」とし、処分場選定の「文献調査」の受け入れに伴う交付金で町民1人に30万円の商品券を配ると公約していた。