>>952
お盆に、親父と熊本の親戚の家にいった。
伯父(高卒市議)も来ていた。
伯父「○○君も大学生か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
俺 「覚えていますよ」 伯父「どこの大学に行っているんだ?」
俺 「九工大、あっ、九州工業大学です」
伯父「そうか、工業大か!技術者として就職はええじゃないか
「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ!深志から崇城大学パイロット学部だぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい崇城生こっちこい(息子の××を呼ぶ)」
「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ!」
向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。
××「(馴れ馴れしく)○○、久しぶりー、元気!」
「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」
親父「そうか、大きくなったな」
××「崇城大パイロット学部に行っているんですよー(勝利者宣言)○○君はどこに行ったの?」
俺 「九工大w」
伯父「○○に将来の夢を教えてやれよw」
××「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。
俺んちが金持ちで将来高給取りのパイロットと判ったら彼が可哀そうじゃん
彼は大手に入社出来ても、出世はできないしね
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の充血した目を見た。
帰り際、晴れ晴れとした伯父と目があった。