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葛西紀明、引退近づく自覚も22年北京まで現役表明
[2017年11月2日10時2分　紙面から]
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平昌（ピョンチャン）五輪日本代表選手団のオフィシャルスポーツウエア発表で、応援サポーターの土屋太鳳（左）の隣で照れ笑いする葛西（撮影・浅見桂子）
平昌（ピョンチャン）五輪日本代表選手団のオフィシャルスポーツウエア発表で、応援サポーターの土屋太鳳（左）の隣で照れ笑いする葛西（撮影・浅見桂子）
葛西の五輪成績


　北京まで現役！　ノルディックスキー・男子ジャンプの葛西紀明（４５＝土屋ホーム）が平昌（ピョンチャン）五輪の開幕まで１００日となった１日、都内で行われた同五輪・パラリンピックの開閉会式や表彰式で日本選手団が着用する公式ウエアの発表会見に出席。２２年北京五輪も出場を狙う意向を示した。出場が実現すれば、代表が確実視される平昌五輪も含め、９度目の五輪の舞台となる。

　４５歳で平昌五輪を迎える葛西は、その先も見据えていた。「引退は近づいてくる」と自覚している一方で、年齢にあらがうように別の感情も湧いていた。平昌五輪で着用する、このユニホームを脱ぐ時の胸中を「多分また次も目指そうという気持ちになると思う」と推察。２２年の北京五輪までの現役続行の意向を問われると「あります」と即答した。明確に次の五輪も目指すことを明言した。

金メダル無くしかけたレスリングの小林

本田真凜、全日本前にもう１試合　ＳＰに磨きかけるため「お客さんの前での演技も大切」
11/5(日) 14:07配信 スポーツ報知
本田真凜、全日本前にもう１試合　ＳＰに磨きかけるため「お客さんの前での演技も大切」
取材に応じる本田真凜
　フィギュアスケートのＧＰシリーズ第３戦・中国杯を５位で終えた本田真凜（１６）＝大阪・関大高＝が５日、取材に応じた。次戦の全日本選手権（１２月・東京）まで、約１か月半の期間が空くことから「地方での試合に出て、試合の経験をもう１回できれば。今、すごい申し込みを頑張っている（笑い）」と、大会出場を検討していることを明かした。ＧＰシリーズ開幕直前に変更したショートプログラム（ＳＰ）「ザ・ギビング」の完成度を高める意図で「ＳＰの経験が少ないし、お客さんの前での演技も大切」と実践で磨きをかける。

　今季、シニアに転向し、ＧＰシリーズ２連戦が終了。「（中国杯の）フリーは体力的にきつかった。シニアのトップの選手とやって、自分にはないところも見て学ぶことができた」と前向きに話し、「（五輪代表が決まる）全日本に集中したい」と五輪出場を見据えた。

ジャンプ　ＮＨＫ杯　４５歳の葛西紀明がＶ　「五輪が近づいてきた。金メダル目指す」
11/5(日) 13:53配信 デイリースポーツ
　「スキージャンプ・ＮＨＫ杯兼全日本選手権大会・ラージヒル」（５日、大倉山ジャンプ競技場）

　男子は８大会連続の五輪出場を狙う葛西紀明（４５）＝土屋ホーム＝が１回目で１３０・５メートルを飛び２位につけると、２回目には１３４メートルの最長不倒で逆転優勝。冬シーズン開幕の国内３連戦を６位、３位、優勝と右肩上がりの成績で終え、“レジェンド”が最高のシーズンのスタートを切った。

　２回目は着地後にガッツポーズが飛び出る会心のジャンプ。「気持ちいいですね。ようやく自分の最高のジャンプが出た。思わずガッツポーズが出てしまった」と、破顔一笑。本格的な冬シーズンに向け「この優勝で８度目の五輪がググッと近づいてきた気がする。Ｗ杯最年長優勝もしたいし、平昌五輪に出たらまだ持っていない金メダルを目指して頑張りたい」と、どん欲な決意を示した。