リオ五輪のトップ選手たちが軒並み引退し、トップ争いが混沌としている新体操界だが、これから2020年東京五輪までを占う今年の世界選手権が、8月29日から9月3日、ペサロ(イタリア)にて行われる。
日本からも団体、個人とも選手を派遣予定だが、世界選手権までのこれから3か月間、強化のための大会派遣スケジュールが、5月26日に行われた日本体操協会常務理事会にて報告、承認された。
もっとも近いのは、6月2〜4日に開催されるW杯スペイン大会で、こちらにはフェアリージャパンPOLAと、特別強化選手の皆川夏穂(イオン/国士舘大学)、喜田純鈴(高松中央高校/エンジェルRGカガワ日中)がエントリーされている。
喜田純鈴(高2)
喜田純鈴(高2)
次に控えるのは、6月24〜27日にカザフスタンで行われる第9回アジア新体操選手権大会で、こちらも団体にはフェアリージャパンPOLA、個人は皆川、喜田に加え、4月23日に行われた代表決定戦で1位となった柴山瑠莉子(イオン/クラーク国際記念高校)が出場する。
さらに、今年は7〜8月に行われるチャレンジ杯にも、日本選手を派遣し、世界選手権に向けてより多くの経験を積ませるようだ。
[匿名さん]
現在、発表されているところによると、
●チャレンジ杯ドイツ大会(7/7〜7/9)
喜田純鈴、柴山瑠莉子
柴山瑠莉子(高2)
柴山瑠莉子(高2)
●ワールドゲームズ(7/21〜7/22)
皆川夏穂
皆川夏穂(大2)
皆川夏穂(大2)
●チャレンジ杯ベラルーシ大会(8/4〜8/6)
フェアリージャパンPOLA、喜田純鈴、大岩千未来(あずさ第一高校/イオン)
大岩千未来(高1)
大岩千未来(高1)
●チャレンジ杯ロシア大会(8/11〜8/13)
フェアリージャパンPOLA、皆川夏穂、喜田純鈴
フェアリージャパンPOLA(高校生〜社会人が所属)
フェアリージャパンPOLA(高校生〜社会人が所属)
となっている。世界選手権代表に内定している特別強化選手の3人(皆川・早川さくら・喜田)以外にも柴山、大岩らの若い選手にも海外の経験を積ませるとともに、世界に向けて日本の次世代選手たちをアピールしていこうという意図が感じられる。
[匿名さん]
また、8月27〜29日に台湾で行われるユニバーシアードには、代表決定戦2,3位の立澤孝菜(イオン/国士舘大学)と
立澤孝菜(大1)
立澤孝菜(大1)
河崎羽珠愛(イオン/早稲田大学)が出場。
河崎羽珠愛(大2)
河崎羽珠愛(大2)
すでに世界選手権出場経験のある河崎、ユースオリンピック日本代表だった立澤らも、ここでしっかり結果を残したいところだ。2020年の東京五輪に向けて、現在の高校生、大学生は切磋琢磨していく環境になりつつある。選ばれた一部の選手だけに過剰な期待と負担がかかるのではなく、代表の座を競争しながら勝ち取るという形に、ついに日本もなっていきそうな萌芽は感じられる。
世界の舞台を経験して、これらの選手がどう成長していくのか。期待をもって見守りたい。
[匿名さん]
【ペーザロ(イタリア)共同】新体操の世界選手権は30日、イタリアのペーザロで開幕して個人2種目が行われ、種目別決勝のフープで昨年のリオデジャネイロ五輪代表の20歳、皆川夏穂(イオン)が17.700点で銅メダルを獲得した。日本勢の個人では1975年大会のフープで金メダルに輝いた平口美鶴以来、42年ぶりとなる表彰台に上がった。
皆川はボールでも予選の上位8人による決勝に進み、16.300点で8位。16歳で初出場の喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)はフープで決勝に進出し、16.650点の7位と健闘した。
[匿名さん]
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個人予選 クラブの演技をする皆川夏穂=ペーザロ(共同)
個人予選 クラブの演技をする皆川夏穂=ペーザロ(共同)
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[匿名さん]