協会はこれを預かりとし、八角理事長(元横綱北勝海)はコンプライアンス委員会(青沼隆之委員長)に事実関係の調査と、処分意見の答申を委嘱。それまで拓郎は謹慎とし、退職届を受理するか、懲戒処分とするかなどは、今後の調査を待って決める見通しだ。
また今月下旬に開催される見通しの臨時理事会では、先に引退届を受理した元十両貴ノ富士と、この拓郎との事案を踏まえ、コンプライアンス委員会の意見を参考にしながら、再発防止策の強化を検討し、11月の九州場所後までに強化策をとりまとめる方針という。
拓郎は1975年(昭50)春場所前に採用された。13年10月に、三保ケ関部屋の閉鎖により春日野部屋に転属。15年九州場所で、副立呼び出しから立呼び出しに昇格した。14年九州場所限りで秀男が定年退職し、立呼び出しは不在だったが、1年ぶりに最高位として復活。その九州場所で日刊スポーツの取材に「全体をみて全責任を負う立場。45人(呼び出しの定員)しかなれないのだから誇りを持ってやりたい。『拓郎の呼び出しで気合が入るよ』と横綱から言葉をかけられるのが夢」と話していた。
また今月下旬に開催される見通しの臨時理事会では、先に引退届を受理した元十両貴ノ富士と、この拓郎との事案を踏まえ、コンプライアンス委員会の意見を参考にしながら、再発防止策の強化を検討し、11月の九州場所後までに強化策をとりまとめる方針という。
拓郎は1975年(昭50)春場所前に採用された。13年10月に、三保ケ関部屋の閉鎖により春日野部屋に転属。15年九州場所で、副立呼び出しから立呼び出しに昇格した。14年九州場所限りで秀男が定年退職し、立呼び出しは不在だったが、1年ぶりに最高位として復活。その九州場所で日刊スポーツの取材に「全体をみて全責任を負う立場。45人(呼び出しの定員)しかなれないのだから誇りを持ってやりたい。『拓郎の呼び出しで気合が入るよ』と横綱から言葉をかけられるのが夢」と話していた。