“闘うシングルマザー”吉田実代 あす世界V2戦
大阪で挑戦者の奥田朋子ともに計量合格
あす13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でゴングが鳴るWBO女子世界S・フライ級タイトルマッチの計量が12日行われ、王者の吉田実代(三迫)が51.9キロ、挑戦者の奥田朋子(ミツキ)がリミットの52.1キロで合格した。
計量を終えた王者の吉田(左)と挑戦者の奥田
昨年6月に世界王座に就いた“闘うシングルマザー”吉田(14勝1敗)はこれが2度目の防衛戦。三迫ジムに移籍して初めての試合となる。WBC・L・フライ級王者、寺地拳四朗(BMB)の指導などで定評のある加藤健太トレーナーとコンビを組んだ成果を出そうと意気込んでいる。
チームは新型コロナウイルス感染対策として公共の交通機関は使わず、東京から車で大阪入りした。三迫ジムは男女合わせて9人のチャンピオンを擁する“王者軍団”。唯一の世界王者である吉田が負けるわけにはいかない。
地元にチャンピオンを迎える奥田(6勝1KO2敗2分)は今年1月、一度は引き分けた谷山佳菜子(ワタナベ)とのダイレクトリマッチを7回負傷判定で制して日本&OPBFバンタム級王座を獲得。今回が世界初挑戦となる。長身を生かした懐の深いボクシングで、フィジカルの強い吉田を崩そうとしている。
[匿名さん]
ボクシングジムと格闘技ジムは集団感染ひき起こすリスクが高いよ!!!あんなに狭い部屋(格闘技ジム)超三密でしかも濃厚接触
しかも換気設備も無しとか
そしてそのことが飲食店にもシワ寄せがいくとか
[匿名さん]
現役高校教師が世界初戴冠 WBO女子スーパーフライ級王座戦で奥田朋子が勝利
12/13(日) 21:01配信
0
この記事についてツイート
この記事についてシェア
デイリースポーツ
現役高校教師で世界王者となった奥田朋子(左)と中村喜吉治会長=エディオンアリーナ大阪第2競技場
「ボクシング・WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(13日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)
世界初挑戦の奥田朋子(37)=ミツキ=が、王者・吉田実代(32)=三迫=を6回負傷判定で下し、新王者となった。奥田は保健体育の現役高校教師で、日本、東洋太平洋バンタム級王者に続き、3本目のベルトを手にした。
1回にカウンターの右ストレートでダウンを奪った奥田は、その後も優勢に試合を進めた。5回に右眉尻を偶然のバッティングでカット。6回にレフェリーが試合を止め、3-0負傷判定で勝利した。
立命大では柔道部でインカレ5位などの実績を残した。全日制高校で教師をしていた30歳の時に、世界王者の井岡一翔の試合を見て刺激を受け、ボクシングを始めた。
しかし、練習時間の確保が難しく、「今しかないと覚悟を決めた」と全日制をやめ、3つの通信制高校をかけ持ちする生活に。初挑戦での戴冠に「負けたらどうしようと不安もあったけど、情熱を傾けられることを突きつめられる人生は楽しい」と笑顔で語っていた。
[匿名さん]