まさかの不倫報道に続き、別居が報じられた乙武洋匡氏。
それを「週刊新潮」(新潮社)と同時スクープしたのが「女性セブン」だ。
別居の最大の理由として「セブン」がピックアップしたのが“介護”だった。
記事によれば不倫報道以前、妻の仁美さんは女性の存在に気づいていたが、“誰かに”世話をされていることで夫婦生活もまたバランスが保たれていた。
だが、週の半分以上は家を空けていた乙武氏が24時間自宅に“謹慎”するようになったことで、仁美さんに掛かる負担が大きくなり、そのために別居を切り出したというのだ。
恐ろしい理由だ。
つまり、妻の負担増大や別居は、乙武氏が不倫相手と別れたことによって引き起こされたというのだから。
女性週刊誌の下世話さが存分に発揮されたものでもあるが、明らかに障がい者やその家族への差別、偏見がある。
そもそもサブタイトルが“「世間の良識」は「夫婦の災い」”なんだから。
だが、こうした論理は乙武氏の不倫発覚時から起こっていたものだ。
それまでベッキーの不倫を散々糾弾してきた、ワイドショーを筆頭としたメディアだったが、乙武氏の不倫発覚にはなぜか火消しや擁護に躍起だった。
「夫婦間のプライベートな問題だから」「できれば静かに見守りたい」「一種の癒やしだったんでしょうね」。
おい、おい、である。
しかし、今回の不倫騒動はベッキー不倫とは比べものにならないほど“公的”意味合いが強いものだ。
乙武氏は昨年12月まで東京都の教育委員を務めていたし、不倫報道当時は7月の参院選出馬が内定しているとみられていた公人だった。
しかもその“ゲスぶり”も、ゲスの極み乙女。の川谷絵音を遥かに凌ぐ。
何しろ乙武氏は政界進出にあたり、4年間付き合った愛人と“身辺整理”のために海外旅行を計画したというのだから。
これを躍起になって擁護し、「セブン」のようなトンデモ論理を展開することは、上から目線の偏見でもある。
しかも、実はこうしたトンデモ主張をリークしているのは、“不倫のせいで別居”という事実から目を逸らすために乙武氏サイドから出された情報ではないか、という説が濃厚らしい。
いや、乙武氏のことだから、「二度としない」といった浮気がもうバレちゃった末の別居ってこともアリかも!?
【日時】2016年06月29日(水) 22:47
【提供】サイゾーウーマン