九州北部豪雨の被災3河川に水位計設置 県、6月1日運用開始
[匿名さん]
被災地3河川に簡易水位計設置、九州北部豪雨
2018年05月30日このエントリーをはてなブックマークに追加
赤谷川に設置された簡易水位計(左)(29日午後、福岡県朝倉市で)=中嶋基樹撮影
赤谷川に設置された簡易水位計(左)(29日午後、福岡県朝倉市で)=中嶋基樹撮影
福岡県は29日、昨年7月の九州北部豪雨で被災した朝倉市と東峰村に、河川が増水すると作動する簡易水位計を設置した。6月1日から運用を開始し、県のウェブサイトを通じて誰でも情報が見られる。
新たな水位計は、九州北部豪雨で大規模な河川氾濫に見舞われた筑後川水系の赤谷川と桂川(いずれも朝倉市)、大肥川(東峰村)に設置。基準水位を超えると5分ごとに水面に電波を照射して水位を観測し、同時に県の河川防災情報サイトで情報が公開される。
水位計は民間通信会社の携帯電話回線を使うことで通信システムを簡素化。1基あたりの設置費は125万円で、従来型の水位計と比べて費用は10分の1に抑えられる。年度内に県内66か所に追加で設置する予定だが、全国的な需要の高まりで、今後の設置時期は決まっていない。
水位の情報は県河川防災情報(ttp://www.kasen.pref.fukuoka.lg.jp/bousai/)で見られる。
2018年05月30日 Copyright © The Yomiuri Shimbu
[匿名さん]