農水省は18年度から、種子の増産や作付けの拡大に取り組む全国のジャガイモ農家に対し、必要経費の半額を助成する。ポテトチップやフレンチフライなど加工食品向けのジャガイモをつくる農家が支援対象だ。
この10年間のポテトチップの出荷数量は約3割増えた一方、担い手の高齢化などでジャガイモ生産量は約1割減った。国内業者はジャガイモの輸入に活路を見いだすが、病害虫の侵入防止を目的とした輸入制限が壁となり、需要の高まりに見合う量を確保しづらくなっている。
この10年間のポテトチップの出荷数量は約3割増えた一方、担い手の高齢化などでジャガイモ生産量は約1割減った。国内業者はジャガイモの輸入に活路を見いだすが、病害虫の侵入防止を目的とした輸入制限が壁となり、需要の高まりに見合う量を確保しづらくなっている。