>>343
そう、‘85〜‘87のXR600Rが一番XR600らしいパワーフィーリングが出ていた、まさしくジャジャ馬そのもの。
1〜3速までフル加速するとフロントに身体を被せてもフロントホイルが地面に着かないほどの荒々しさがあった。
勿論リミッターの設定も無く12.000rpmは回った、ツインキャブはまずプライマリー側が1/3開いたところからセカンダリー側が開き始めるので2ストのような2段階加速をする・・・コレが面白い!!!
しかし、このフィーリングをアメリカ人が嫌い、長距離を疲れないようホンダはあえてダルなフィーリングに作り変えてきた。
スロットル操作に敏感に反応するパワーフィーリングは挙動が敏感で速く体制を崩しやすい、広いオープンデザートにはそれらは必要とせず、シッティングポジションで楽に走れるフィーリングを求められ、‘88からあえて変更されたと聞いた。
僅か120kgの車体にこの強烈なパワーフィーリングを一度でも体感すれば、本当の意味での速いを知る事になる。
XR600のエンジンを使ったビモータのスーパーモノ、シングルで一番エキサイティングかも?