🧢 高校野球全国

>>154
　だが、これで勝負ありといかないのが高校野球。その裏、明徳義塾は1死一、三塁の好機をつくり、打者は1番尾崎湧斗。2ボール1ストライクからの4球目、尾崎は突如バットを寝かせ、代わったばかりの投手・東妻（あづま）勇輔の前にバントを転がした。智弁和歌山バッテリーの意表を突く、鮮やかな同点スクイズ。

　馬淵監督は尾崎が打席に向かう前、「カウントによってはスクイズのサインも出るよ」と耳打ちしている。初めからスクイズありきではなく、打者有利のカウント2—1になったことで「迷わず出した」。

　高嶋監督はセーフティースクイズを警戒していたという。ただ、馬淵監督の頭にその選択肢はなかった。「セーフティースクイズは成功したためしがない」

　通常のスクイズでは、モーションに入った投手が打者に向かって投げると分かった時点で、三塁走者が本塁へと走り出す。これに対し、セーフティースクイズはまず三塁走者がバントの転がり具合を見て、生還可能と判断すればスタートする。いちかばちかでスタートを切る通常のスクイズに比べて憤死のリスクは小さいが、打者は完璧に近いバントが求められる。

　馬淵監督がセーフティースクイズを勝負手のコレクションに入れないのは、バントの勢いによっては三塁走者が判断に迷う「中途半端さ」に危うさを感じるからだ。「覚悟を決めたら、やるときはやる。サードランナーが『行こうか、どうしようか』ではなく、『行けー』とね」

>>155
■まさかの暴投、あっけなく熱戦に幕

　再び振り出しに戻った試合は、ついに延長戦最終の十五回に突入する。智弁和歌山は2死満塁と絶好機を得たが、滝本怜一が二ゴロに倒れて勝ち越しならず。この時点で、智弁和歌山のこの日の勝利の可能性は消えた。

　その裏、明徳義塾も最後の力を振り絞り、安打、四球、安打で1死満塁のチャンス。いよいよ決着が付くのか、無得点で引き分け再試合となるのか。運命の分かれ道は意外な形で訪れた。東妻が森奨真に投じた2球目はワンバウンドとなり、捕手がはじいてファウルグラウンドを転々。まさかの暴投で三塁走者がサヨナラのホームを踏み、熱戦の幕は閉じられた。

　高嶋監督には一抹の不安があった。救援した東妻について、「コントロールミスがどうかな、とみていた。案の定でしたね」。先発の斎藤祐太がとうに「限界を超えて」（高嶋監督）いながら十二回途中まで引っ張った背景には、あわよくば東妻を送り込まずに勝てたら、との皮算用があった。

　もちろん、東妻だけに敗戦の責めを負わせるつもりはない。「先攻では早く点を取って逃げないといけない。延長に入ると後攻が有利だから」

　一方、じゃんけんで勝って後攻を選んだ明徳義塾。馬淵監督は「勝ったら裏を取れ、と言っていた。うちが勝つには僅少差しかない」。

　ロースコアで事が運んだのは高嶋監督としても思惑通りだったが、信じて託せる大エースの存在が明暗を分けた。明徳義塾の岸は188球で15イニングを一人で投げ抜く力投。途中交代は考えなかったのかと問われた馬淵監督は「ない。ああいうゲームで代えるつもりは全くなかった」。

>>156
　岸は2012年夏に1年生ながら甲子園のマウンドに立っている。昨夏は準々決勝で日大山形に敗れはしたが、大阪桐蔭戦を含む3試合全てで完投。今回、巧みなペース配分で15イニングを投げきったのは、大舞台での高い経験値のたまものと言えよう。

　気心が知れているがゆえのやりづらさから、両監督は試合中、「お互い顔を合わさないようにしていた」（馬淵監督）という。「選手は選手同士で勝負して、監督は監督同士で勝負した」（同）

■「この借りはいつか返さなあかん」

　一目置く敵将との長い心理戦を終えての馬淵監督の感想。「智弁和歌山に延長で勝った。明徳の歴史にとって、すごい財産になった。忘れられない1勝です」

　記憶に深く刻まれる試合となったのは高嶋監督も同じで、「僕もネット裏で見ていたかったね」。1回戦でぶつかったことには「もったいないですね。やっぱり、3つ目（準々決勝）や4つ目（準決勝）でやりたかった」と話した。

　決勝かと見まがう、死力を尽くした好勝負。願わくば引き分け再試合で夢の続きを見たい、と思ったファンも多いのではないか。高嶋監督は熱戦に充実感を覚える一方、「敗れて悔いなし」の風情ではなかった。「この借りはいつか返さなあかん」。好敵手との再戦を夢見て、さらに牙を研いでいくことだろう。

　高嶋仁（たかしま・ひとし）　1946年、長崎県生まれ。63、64年夏に海星（長崎）の選手として甲子園に出場。日体大卒業後、智弁学園（奈良）監督を経て、80年に智弁和歌山監督に就任。甲子園で監督通算63勝は歴代最多。

　馬淵史郎（まぶち・しろう）　1955年、愛媛県生まれ。三瓶高（愛媛）、拓大を経て阿部企業でコーチ、監督。87年に明徳義塾のコーチとなり、90年に監督就任。2002年夏の甲子園で優勝。甲子園で初戦20連勝の記録を持つ。

>>153
岸投手の投げ勝ちでしたね。

>>153
智辯和歌山は県外選手を二人しか取らないから県外の中学生が智辯和歌山に入るのはハードル高いんだよね。和歌山教育委員会が外人部隊になるのを恐れて智辯和歌山に県外２人枠を作ってくれと頼んだんだよ。高嶋監督も年老いて猛練習もデキないから外人枠緩和しないと勝てないね

まだ

まだ

まだ

1998年　第51回秋季関東地大会

◆決勝
横浜１１０ ０２１ ０００ ００ ＝５
市川１０１ ００２ ００１ ０１x＝６
延長11回サヨナラ

横浜高校公式戦55連勝ストップ

2011年夏２回戦
白樺学園 ００１０００４１０１ =７
智弁和歌 ２００１０２０１０２x=８

延長10回裏の逆転サヨナラ

2009年夏２回戦
明桜 ２０００００００００００ =２
日本航空石０００１１００００００１x=３
延長12回裏逆転サヨナラ

まだ

1979年 千葉県大会 準々決勝

千葉商
０００ ０１０ ０００
０００ ０００ ０ =１
０１０ ０００ ０００
０００ ０００ ２x=３
市銚子

延長16回 サヨナラ２ランホームラン

福島大会決勝で、聖光学院サヨナラ勝利は、４回

【2001年 福島大会決勝】
日大東北
０１００１０１０００４ =７
０００１０００１１０５x=８
聖光学院

延長11回裏 聖光学院サヨナラ勝利で、甲子園出場

【2008年 福島大会決勝】
郡山商
００００００００３ =３
０１０００１０１１x=４
聖光学院
９回裏 聖光学院サヨナラ勝利で、甲子園出場

【2013年 福島大会決勝】
日大東北
１００１０００２００ =４
０００００２０１１１x=５
聖光学院
延長10回裏 聖光学院サヨナラ勝利で、甲子園出場

【2014年 福島大会決勝】
日大東北
０２００１１１１０００ =６
１００００１００４０１x=７
聖光学院
延長11回裏 聖光学院サヨナラ勝利で、甲子園出場

かみってるぅ〜

1980年
日向学院
００００１０００００００２ =３
０００１００００００００３x=４
旭川大高

９回終了し１−１のまま延長戦へ

延長13回表 日向学院２点
その裏 旭川大高 ３点取り返し サヨナラ逆転勝ちを 納めた

常葉学園菊川八幡商

9回に3点ずつ取り合い、八幡商がサヨナラ勝ち

ここまで岡山理大附智弁和歌山なし
　
試合中に負傷した馬場の逆転サヨナラタイムリーで、岡山理大附が初の決勝進出
しかし翌日の決勝は…

岡山理大附ってあの後、甲子園で白星あるん

2000年東海大菅生と、2004年桐生第一に勝ってた気がするが、2年前は木更津総合にフルボッコだっけ

>>168
聖光学院ってけして県内無敵って感じじゃないんだよね。毎年予選でかなり苦戦してるし。
しかし2014年決勝は9回裏2アウトから4点差を追いつくとは思わなかったな

最近では２０１５年の興南vs石見智翠館

まだ

すんだ

2004年選抜
社　００００００００１０００ ０１=２
鵡川００１０００００００００ ００=１

>>175
石見智翠館
000010040 =5
100012002X=6
興南

2002年 選抜

宇都宮工
３００００２０００００　=５
１１１００２００００１ｘ=６
福岡工大城東

聖光学院には、勝利の女神がいる
ﾓｼ,いなければ

2001年
○日大東北 ７−６ 聖光学院●
2002年
○日大東北 ８−７ 学法石川●
2003年
○日大東北 ３−０ 聖光学院●
2004年
○清陵情報 １−０ 聖光学院●
2005年
○学法石川 １−０ 聖光学院●

３年連続決勝敗退

2006年
○光南 ４−２ 日大東北●
2007年
○日大東北 ３−２ 聖光学院● 2008年
○郡山商 ３−２ 聖光学院●
2009年
○東日大昌平 ３−０ 聖光学院●
2010年
○光南 １−０ 聖光学院●
2011年
○聖光学院 ４−０ 須賀●
2012年
○学法石川 ２−０ 聖光学院●
2013年
○日大東北 ４−３ 聖光学院●
2014年
○日大東北 ２−１ 聖光学院●
2015年
○日大東北 ２−１ 聖光学院●
2016年
○光南 ５−４ 聖光学院●

10年連続決勝敗退してた

聖光学院には、勝利の女神がいる
ﾓｼ,いなければ

2001年
○日大東北 ７−６ 聖光学院●
2002年
○日大東北 ８−７ 学法石川●
2003年
○日大東北 ３−０ 聖光学院●
2004年
○清陵情報 １−０ 聖光学院●
2005年
○学法石川 １−０ 聖光学院●

３年連続決勝敗退

2006年
○光南 ４−２ 日大東北●
2007年
○日大東北 ３−２ 聖光学院● 2008年
○郡山商 ３−２ 聖光学院●
2009年
○東日大昌平 ３−０ 聖光学院●
2010年
○光南 １−０ 聖光学院●
2011年
○須賀 １−０ 聖光学院●
2012年
○学法石川 ２−０ 聖光学院●
2013年
○日大東北 ４−３ 聖光学院●
2014年
○日大東北 ２−１ 聖光学院●
2015年
○日大東北 ２−１ 聖光学院●
2016年
○光南 ５−４ 聖光学院●

10年連続決勝敗退してた

聖光学院 １点差勝利で、甲子園

2001年
聖光学院８x−７日大東北
2007年
聖光学院４−３日大東北
2008年
聖光学院４x−３郡山商
2013年
聖光学院５x−４日大東北
2014年
聖光学院７x−６日大東北
2015年
聖光学院３−２日大東北
2016年
聖光学院６−５光南

決勝までに、聖光学院を苦しめた試合

2003年４回戦
○聖光学院４−３郡山商●
2003年準々決勝
○聖光学院６−５勿来工●
2005年準々決勝
○聖光学院４−３双葉●
2008年２回戦
○聖光学院３−２あさか開成●
2016４回戦
○聖光学院６−５喜多方●

聖光の福島予選での勝負強さは八百長を疑うレベルだけど、実際に八百長してないんだよなぁ

郡山商、聞いたことない学校だけど、決勝進出があるのか

宇部商業ー帝京（８３年夏）

宇部商業・浜口大作（当時２年）の逆転サヨナラホームラン。

玉国光男監督も思わず浜口選手に感謝していた。
「俺の采配ミスを帳消しにしてくれた」。

90年春・新田（愛媛）−日大藤沢（神奈川）

新田の勝利。日大藤沢・荒木は好投手だったが、
あそこでサヨナラアーチが出るとは・・

新田の応援団は歓喜していた。

>>187田舎に負ける首都(笑)

やはり遺体をにする学校は違いますなぁ

1989年 神奈川大会5回戦

横浜緑ヶ丘−大清水(現 藤沢清流)

5回戦
横浜緑ヶ丘
000 000 000 000 000 ＝0
000 000 000 000 000 ＝0
大清水

延長15回引き分け再試合

5回戦 再試合
横浜緑ヶ丘
001 002 002 000 0 ＝4
000 003 010 000 0 ＝4
大清水

延長13回降雨の為、ﾉｰｹﾞｰﾑで、引き分け再試合

5回戦 再々試合
横浜緑ヶ丘
200 000 000 000 001 ＝3
000 000 002 000 002x＝4
大清水

横浜緑ヶ丘2−0大清水で、
大清水 9回裏
この回から出場の代打船山が、
2死1塁2ｽﾄﾗｲｸ1ﾎﾞｰﾙ1から、
2ﾗﾝﾎｰﾑﾗﾝで、延長戦へ

大清水 延長15回裏
9回同点2ﾗﾝﾎｰﾑﾗﾝの船山が、2死1塁2ｽﾄﾗｲｸ3ﾎﾞｰﾙから、
サヨナラ逆転2ﾗﾝﾎｰﾑﾗﾝ

しかし準々決勝では、
横浜高校に6−2で敗退

2017年石川大会準決勝

日本航空石川−星稜

8回裏で場外HR含めて一気に5得点で7-7で振り出しに戻してから、航空石川のペース

星稜
003 001 120 00 ＝7
000 011 050 01x＝8x
日本航空石川

延長11回サヨナラ

第99回全国高校野球選手権静岡大会
準決勝 第一試合
浜松商業3ー4x日大三島
(延長14回)

浜松商業
000 000 100 000 02 ｜3
000 000 001 000 03×｜4 　日大三島

日大三島は、延長14回裏に
2点差を 逆転サヨナラ勝利

第98回の東邦ー八戸学院光星。
終盤に７点差をひっくり返しての勝利！

光星は完全にアウェイ、東邦のサヨナラ勝ち！

あげ

中央学院サヨナラ負け

>>190
詳しいな

>>190
大清水高校は、延長43回サヨナラ勝ちという事？

5回戦
横浜緑ヶ丘
000 000 000 000 000
000 002 002 000 0
200 000 000 000 001＝7
大清水
000 000 000 000 000
000 003 010 000 0
000 000 002 000 002x＝8x

高知商がPLに逆転負けし準優勝だった

８３年夏・宇都宮南（栃木）２×-１高松商（香川）

高松商のエースが最後は意識してしまった。

宇都宮南・荒井浩司投手は筑波大学へ進学。

同学年に同年選抜出場・大間（青森北）、一年後輩に００年王ダイエーの頃の
「オジさんトリオ」の一人だった渡辺正和（佐賀西-筑波大-東京ガス）がいる。

200

成田が天理に逆転サヨナラ負け

1996夏の甲子園・2回戦
三重海星4x-3早実

2021夏の甲子園・1回戦
横浜3x-2広島新庄

横浜の1年生・緒方の3ランホームランで逆転サヨナラ

2022明治神宮野球大会・準々決勝
仙台育英5x-4沖縄尚学

最終回、仙台育英がこのまま負けると思ったら連打で奇跡の大逆転サヨナラ