結果的に、鹿島は1-0で久々の勝利を喜んだ。殊勲者はGKのクォン・スンテだ。ウイルソンのPKを完璧に読み切った守護神は、クラブの公式HPで次のように振り返る。
「ウイルソン選手のプレースタイルやパフォーマンスを90分間見て、飛ぶ方向を決めた。いろいろな駆け引きをしていたし、PKを蹴るまでに相手を混乱させるようなことを考えていた。ACLのアディショナルタイムが頭をよぎったので、絶対に止めてやろうと思った」
4日前のACL2節のムアントン・ユナイテッド戦は、1-2の敗戦。1-1で迎えた90+4分に痛恨の失点を喫して悔しい想いをしたが、今回は最高の笑顔を試合後に見せていた。
特筆すべきは、シュートをストップした後だ。