26年冬季五輪、今夜決定へ
ストックホルムかミラノか
[匿名さん]
2候補が最終プレゼン 環境、財政配慮で「新基準」強調
6/24(月) 23:03配信 産経新聞
2候補が最終プレゼン 環境、財政配慮で「新基準」強調
24日、IOC総会が開かれたスイス・ローザンヌの国際会場。最終プレゼンを前に、念入りな打ち合わせが続いた(三井美奈撮影)
【ローザンヌ(スイス)=三井美奈】国際オリンピック委員会(IOC)総会で、2026年冬季五輪の開催都市決定を前に、スウェーデンのストックホルム・オーレ、イタリアのミラノ・コルティナダンペッツォの2候補が最終プレゼンテーションを行った。
ストックホルム・オーレ招致委員会のブリシウス最高経営責任者(CEO)は「責任ある財政と環境を重視する。『持続可能な五輪』という新しい五輪を切り開く」と決意を表明した。
ロベーン首相は、会場や施設は既存施設を生かすと述べた上で、「他の都市も五輪やパラリンピックを開催したいと思うような未来型五輪を開く」と述べた。カルガリー(カナダ)やシオン(スイス)が、住民投票による否決で招致を断念したのを踏まえた発言だ。
2004年アテネ五輪の男子走り高跳び金メダリスト、ステファン・ホルム氏らが登壇。会場には、ビクトリア皇太子夫妻も応援に駆けつけた。
一方、ミラノ・コルティナダンペッツォのプレゼンでは、イタリアオリンピック委員会のマラガ会長が「83%の国民、87%のミラノ市民が開催を支持している。オリンピックというブランドを高め、五輪のモデルを作る」と強調。国や地方自治体の幅広い連携態勢があることを訴えた。
ミラノのサラ市長は、15年、2千万人以上が来場したミラノ国際博覧会(万博)の成功を踏まえ、「2万人以上のボランティアが待っている。こんなに国際イベントへのコンセンサスがある都市はない」と発言。昨年の平昌五輪スピードスケート・ショートトラック女子で金メダルを獲得したアリアンナ・フォンタナ氏がイタリアの魅力をアピールし、マッタレッラ大統領もビデオでスピーチを行った。
IOC委員はプレゼンに続き投票を実施。24日午後6時(日本時間25日午前1時)、バッハIOC会長が開催都市を発表する。
[匿名さん]