日本勢最多Vに並ぶ渡部暁斗 同じ19勝でも違う価値
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勝見壮史
2021年1月26日 7時30分
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2018年平昌五輪の複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗(中央)を祝福する荻原健司さん(左)と荻原次晴さん
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ノルディックスキーワールドカップ(W杯)複合男子で、2017~18年シーズンの年間王者に輝いた渡部暁斗(北野建設)が、また一つ歴史を刻んだ。24日にフィンランドのラハティであった個人第8戦で通算19勝目を挙げ、荻原健司が持つ日本勢の最多勝利に並んだ。23歳の山本涼太(長野日野自動車)も3位に入り、個人種目で初の表彰台に立った。
前半のジャンプ(ヒルサイズ130メートル)で渡部は山本に次ぐ2位。後半距離(10キロ)は1秒差の2番手でスタートすると、すぐ首位に立った。中盤、自身と27秒差だったリーベル(ノルウェー)に追いつかれたところでペースアップ。現在のW杯総合1位を引き離し、節目の勝利を手にした。
12年の初勝利から9年で19勝。荻原とは違う価値があると評価されるゆえんは、32歳が見せたこの試合運びに詰まっている。
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2018年平昌五輪の複合個人ノーマルヒルで銀メダルを獲得した渡部暁斗(中央)を祝福する荻原健司さん(左)と荻原次晴さん
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ノルディックスキーワールドカップ(W杯)複合男子で、2017~18年シーズンの年間王者に輝いた渡部暁斗(北野建設)が、また一つ歴史を刻んだ。24日にフィンランドのラハティであった個人第8戦で通算19勝目を挙げ、荻原健司が持つ日本勢の最多勝利に並んだ。23歳の山本涼太(長野日野自動車)も3位に入り、個人種目で初の表彰台に立った。
前半のジャンプ(ヒルサイズ130メートル)で渡部は山本に次ぐ2位。後半距離(10キロ)は1秒差の2番手でスタートすると、すぐ首位に立った。中盤、自身と27秒差だったリーベル(ノルウェー)に追いつかれたところでペースアップ。現在のW杯総合1位を引き離し、節目の勝利を手にした。
12年の初勝利から9年で19勝。荻原とは違う価値があると評価されるゆえんは、32歳が見せたこの試合運びに詰まっている。