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警視庁高井戸警察署によると、東京・杉並区では25日からきょう未明にかけて、若い女性が後ろから近づいてきた不審な男にスカートをめくられたり、胸などを触られる被害が相次いで発生しているとして、深夜の帰宅時に注意するよう呼びかけている。

このうち杉並区宮前1丁目では25日午後4時半ごろ、下校途中の女子生徒が背後から近づいてきた自転車に乗った男から、すれ違いざまに、銀色の棒でスカートをめくられている。

また26日未明には、午前0時50分ごろ、京王線「八幡山駅」に近い上高井戸1丁目で、帰宅途中の女性が、背後から近づいてきた男に背中と胸を揉まれる被害があった。

その30分後には同じ沿線の「桜上水駅」近くの下高井戸1丁目でタクシーを降りた女性が、後方からスカートをめくられる被害に遭っている。

3件はいずれも半径1キロ範囲内で起きているが、特にきょう未明に起きた2件については、時間的にも距離的にも近いことから、同じ人物によるいたずらの可能性もあるとみられる。

警察はパトロールを強化するとともに、帰宅時にイヤホンやヘッドホンをつけて歩いていると、背後から近づく不審者に気づくのが遅れるとして、注意を呼びかけている。