韓国売春婦の“海外進出”が止まらない。
1月18日、マカオで初めて韓国売春婦とブローカーが立件された。
今回拘束された韓国人ブローカーらは昨年4〜11月、中国人男性らが宿泊するホテル客室に韓国売春婦3〜5人を連れていき、売春を斡旋していたという。
彼らが斡旋した韓国女性の多くは20代で、ネット上に掲載された求人広告を見てマカオに向かったそうだ。
そこに書かれていた“誘い文句”はこうだ。
「マカオで働く利点。韓国と距離が近いです。お金の計算が確実です(この部分は重要ですよね)。宿泊場所はきれいで、洗濯や買い物は家政婦が手伝います」
実際に韓国売春婦たちは、マカオで高級アパートに宿泊。
ターゲットは金持ちの中国人男性で、安くて一晩85万ウォン(約8万5,000円)、最高で210万ウォン(約21万円)も受け取っていたそうだ。
日本ではすっかり冷え込んだ印象だが、中国では今が韓流ブーム。
そのため、韓国売春婦は高く“売れる”という。
そもそも韓国では、2004年に「性売買特別法」が施行されて以降、国内の風俗店に対する厳しい取り締まりが続いている。
その反動から韓国性産業の舞台は、国内から海外へ移っていった。
韓国売春婦の主戦場は日本、フィリピン、アメリカ、オーストラリアなど。
海外性産業に関連する検挙者数は年々増加。
韓国警察庁の資料によれば、09年当時128人だった検挙者数は、13年に496人と、4年間で4倍近く膨れ上がった。
さらに問題として指摘されているのは、海外進出している韓国女性たちの職業だ。
風俗嬢だけでなく、一般女性たちの参入が増えているという。
例えば、数年前、オーストラリアで韓国女性の売春を斡旋していたブローカーが検挙された事件があった。
韓国警察が摘発した女性たちの身元を調査してみると、大学生や会社員、休学中の学生などが多く含まれていたという。
身元がバレやすい国内に比べると、海外での売春は抵抗が少ないのかもしれない。
【日時】2015年01月26日(月)
【提供】日刊サイゾー