2016年12月28日、ベトナムの首都ハノイでは民間タクシー会社が多数運行しており、24時間、移動の足に困ることはない。
しかし、乗車拒否や不正メーターの使用で正規料金で乗れないなど苦情も多い。
特に言葉が通じない外国人には不利な状況で、問題のないタクシー会社は3社程度しかないともいわれている。
そんな中で便利なのはスマートフォンにダウンロードでき、タクシー会社と連絡が取れるアプリだ。
乗りたい場所で連絡をすれば、タクシーが迎えに来てくれる。
例えばハノイ市内からノイバイ国際空港に行くには普通のタクシーでは対応してもらえない。
空港行きのタクシーは屋根にエアポートと掲げている車でないといけないし、事前に予約をしていないとほとんどのケースで乗車拒否をされる。
そんなときにアプリで好みのタクシー会社に直接連絡をつけることで、ハノイ市内のどこにいても30分以内にはタクシーが駆けつけてくれる。
しかも、正規料金で対応してくれるので、安心して利用できる。
ハノイ市内から空港へは大体12ドルがほぼ正規料金となる相場だ。
一般的なタクシーを停めて交渉すると15〜20ドル、あるいはもっと高くいわれてしまう。
しかし、アプリを使えば安心料金の上に、きちんと記録に残るため安全でもある。
ベトナムは飲食店などにWi-Fiが設置されていることが一般的だ。
ベトナム語ができないとやや難しいが、外国人観光客でもアプリに接続して利用しやすい環境がある。
ベトナムもまたスマートフォンが欠かせない場所になってきたようだ。
【日時】2016年12月29日(木)
【提供】Global News Asia