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娯楽施設でのクラスターから広がったとされる新型コロナウイルスの第3波。これにより2021年7月1日にスタートが予定されている、タイ南部のビーチリゾート・プーケットでの「サンドボックス」モデルでの外国人観光客受け入れは、遅れる可能性があるようです。

「サンドボックス」モデルとは、多くの住人が新型コロナウイルスワクチン接種を終えた2つの国（地域）の人々が、お互いの国（地域）を自由に旅行するというものです。

タイ観光・スポーツ省ピパット・ラチャキットプラカーン大臣によると、感染が急拡大している中、プーケットでの「サンドボックス」モデルを予定通り7月から実施することが現実的かを議論するために、来週にも関連機関と会議を開く予定です。

「サンドボックス」モデルの実施には、プーケットの住人の70％がワクチンを接種して集団免疫を獲得する必要があります。しかしタイ国内での感染拡大によりプーケットでの摂取が遅れており、6月までに集団免疫が達成できなければ、当初の予定のプーケット全体ではなく、一部の地域のみが外国人観光客に開放される可能性もあるようです。