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足利の山火事、計２０７世帯に避難勧告…政府は官邸に情報連絡室設置
2021/02/25 11:15
延焼が続き、住宅地に迫る山火事の煙（２５日午前、栃木県足利市で）＝三浦邦彦撮影
　栃木県足利市の両崖山りょうがいさんの山火事は、発生から５日目の２５日朝も延焼が続き、消火活動が再開された。この日は東寄りの風が吹き、両崖山の北西部にある同市大岩町に火が広がっていることから、市は同日朝、新たに同地域の３０世帯約６０人に避難勧告を発令。避難勧告は合計で２０７世帯に増えた。けが人や民家への延焼は確認されていない。


　２４日夜には３か所の避難所に計３７人が避難していたが、２５日午前８時現在、１か所に９世帯１５人が避難している。

　両崖山の北西部を走る北関東道・足利インターチェンジ（ＩＣ）―太田桐生ＩＣ間は２４日午後１０時２０分から通行止めが続き、２５日午前１０時現在、再開のめどは立っていない。

　市によると、これまでに尾根続きの天狗山を含め、約７６・５ヘクタールの山林が焼失。２４日には両崖山山頂付近にある御岳神社が全焼したのも確認された。

栃木県足利市で延焼が続く山火事について、政府は２５日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集に当たった。

火が飛び火しているように見えるけど、計画的に複数の場所で誰かが放火したわけではないだろうな・・

この時期枯れ葉にマッチ一本落とすだけでみるみる燃え広がっていく
　

申し合わせた様に三密を避けて登山してどこもかしこも禁煙だから山で一服した結果だよ

栃木 足利の山火事 発生から4日経過 延焼続き消火活動は難航
2021年2月25日 21時09分

栃木県足利市の山火事は25日で発生から4日がたちましたが、空気が乾燥していて延焼が続き、消火活動は難航しています。鎮火の見通しは立っていないということで、市は引き続き合わせて207世帯に避難勧告を出しています。

栃木県によりますと、2月21日に足利市西宮町で発生した山火事は延焼が続いていて、25日午後6時の時点で、およそ100ヘクタールが焼けました。

25日も自衛隊が上空からヘリコプターで消火活動を続け、地上からは消防が放水を行いましたが、空気が乾燥していて消火活動は難航し、鎮火の見通しは立っていないということです。

足利市は住宅地への延焼のおそれがあるとして、これまでに市内の合わせて207世帯に避難勧告を出していて、市内の3か所に設けられた避難所には25日午後5時の時点で合わせて9世帯15人が避難しているということです。

また東日本高速道路によりますと、現場近くを走る北関東自動車道は24日夜から一部区間で通行止めが続いています。

市によりますと、これまでに火事によるけが人はいませんが、山中にある木造の神社の建物が全焼したということです。

また市内の一部の世帯では、消火活動で大量の水を使用した影響で断水が発生しましたが、25日午後3時ごろまでにすべて解消したということです。

夜も消防による地上からの放水活動が続いています。