🏯 松江市雑談

NHK　4月14日 18時37分

甲子園に出場経験のある松江市の開星高校野球部の前の監督ら３人が、保護者などから集めた部費など200万円以上を、飲食費など私的に使っていたことが分かりました。監督らは学校などの指摘を受け私的な流用を認め、保護者に300万円を返済したということです。
学校によりますと、部費などを私的に流用していたのは、ことし２月に退任した野球部の前監督や前の部長、それに前の副部長の３人です。
３人は、平成30年８月からことし２月までの間に、野球部員の保護者から集めた部費や遠征費のうち200万円以上を、飲食費や他校の指導者との交際費などに私的に使っていたということです。
監督らの退任にともない、保護者会と学校が会計調査を行ったところ、使途不明金や説明のつかない支出などが発覚し、前の監督などに聞いたところ私的な流用を認めたということです。
３人は保護者会に対し300万円を返済し、13日までに、卒業した元野球部員や３年生と２年生の保護者の口座に振り込んだということです。
学校の聞き取りに対し、前の監督は「野球部のための支出だと思っていた。不適切とは思わず認識不足だった」と話しているということです。
また、会計を担当していた前の副部長は「監督の言われるがままに金を支出し、ずさんな会計処理を行った」と話しているということです。
開星高校野球部は、これまでに夏の甲子園に10回、センバツに３回出場している島根県内の高校野球の強豪校で、前の監督の後任として、平成24年まで指揮を執っていた野々村直通監督がことし３月に復帰しています。