石川佳純は2年ぶりVならず「自分に負けた」
[2018年1月21日11時52分]
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伊藤対石川 伊藤に敗れ会場を去る石川(撮影・滝沢徹郎)
伊藤対石川 伊藤に敗れ会場を去る石川(撮影・滝沢徹郎)
<卓球:全日本選手権>◇最終日◇21日◇東京体育館◇女子シングルス準決勝
2年ぶり5度目の優勝を狙った石川佳純(24=全農)は伊藤美誠(17=スターツ)に1−4で敗れ、準決勝敗退となった。試合後石川は「全体的に自分に負けてしまった」と堅い表情だった。
第1ゲームは伊藤のミスを引き出し、11−7で先取。「思っていたより簡単に取れてしまったので、これは勝てるかもと思ってしまった」。第2ゲーム以降は伊藤にフォアハンドから左隅へ力強いスマッシュを何度も決められる。第4ゲーム序盤、最大3点差をつけリードするも、伊藤の左側への鋭い攻撃に対応できず、8連続失点でこのゲームを落とした。「相手のミス待ちになってしまった。強い思いがないと勝てない。勉強になった」と気丈に言った。
石川が伊藤に敗れたのは、昨年8月のチェコオープンの決勝で敗れて以来2度目だった。「美誠ちゃんは凡ミスが減ったし、コース取りも変わった。スマッシュが切れるので、精神的にもダメージが大きかった」と振り返る。
卓球界の全体のレベルが上がっていることも肌で感じた。「今までは決勝での勝負だったけれど、今は決勝に行くまでの1戦1戦が勝負。勝ち負けも紙一重」。今後に向けて「世界選手権に向けて頑張っていきたい。まだまだ私もレベルアップできる。強くならないといけない」と力強く言った。
[匿名さん]
伊藤美誠が初優勝 卓球全日本選手権女子シングルス
1月21日 16時19分
卓球の全日本選手権は、女子シングルス決勝が行われ、リオデジャネイロオリンピック、女子団体の銅メダリスト、17歳の伊藤美誠選手が連覇を狙った同い年の平野美宇選手にゲームカウント4対1で勝ち、初優勝しました。
伊藤選手は今大会、ミックスダブルスと女子ダブルスを加えた3種目で優勝し、女子で史上3人目の3冠を達成しました。
[匿名さん]
サンケイスポーツ 2018.1.22 05:04(1/3ページ)
美誠、最年少17歳で3冠!「みうみま」決戦制し女子単初V/卓球
女子で史上3人目の全日本3冠を達成した伊藤。満面の笑みを浮かべ、両手で「3」を表現した【拡大】
全日本選手権最終日(21日、東京体育館)男子単は14歳208日の張本智和(エリートアカデミー)が史上最年少で初優勝した。女子も17歳の伊藤美誠(スターツ)が女子複、混複と合わせた3冠を最年少で達成し、2020年東京五輪で活躍が期待される新世代の充実を印象づけた。伊藤は同学年で前回大会優勝の平野美宇(17)=エリートアカデミー=に4−1で快勝した。
伊藤が高い壁を乗り越え、ついに頂点に立った。女子単で優勝経験者を続けて圧倒。満面の笑みで金メダルを掲げた。
「絶対に勝ちたかったので優勝できて良かった。すごく重いメダル」
石川佳純(24)=全農=との準決勝は先手を奪われながらも徐々に強打で押しこみ、崩れた相手に何度もスマッシュをたたき込んで4−1と完勝した。「気合を入れてきた石川さんに勝つことができて、すごく自信になった」。
幼少期から切磋琢磨(せっさたくま)してきた平野との決勝では得意のサーブとレシーブで優位に立つだけではなく、相手の持ち味である打ち合いでも互角以上に渡り合った。
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[匿名さん]
団体で銅メダルに輝いたリオデジャネイロ五輪後、思うような成績が残せなくなり「試合をするのが怖い時期があった」。その姿を見たコーチの母・美乃りさん(42)は「あなたは基礎ができていない。頭と技術だけに頼っている」と叱咤。幼少時からマンツーマンで教わった“鬼コーチ”のもとで下半身を徹底的に鍛え直し、練習の合間にパンや白米を食べてスタミナをつけた。「ラリーでは誰にも負けない」自信につながった。
複2種目と合わせて史上最年少となる17歳での3冠を達成。次に見据えるのは4月開幕の世界選手権団体戦だ。「ここで勝って(東京)五輪につなげていきたい」と力強く決意した。
データBOX
◎…単、複、混複を同一大会で制した3冠は、過去に3人いる。女子では1960年度の山泉和子と2014年の石川佳純。男子は斎藤清が20歳時の1982年度と83年度に達成した。
[匿名さん]