「チーム一丸で結果」 バレーU—23女子アジア初制覇 山内MVP
2017年5月24日 11:15
個人賞でMVPを受賞した山内美咲主将(左)=21日、タイ(AVC提供)
バレーボールの第2回アジアU—23女子選手権大会最終日が21日、タイのナコンラチャシマであり、全日本女子チームは決勝戦でタイに2セットを失ってからの3—2で逆転勝利し、アジア初制覇を果たした。U—23女子日本代表として出場した糸満市出身の山内美咲主将(兼城中—西原高—東海大—NEC)が世界の舞台で活躍し、個人賞でMVPを受けた。
日本は9月10日から17日までスロベニアで開催される2017年U—23世界選手権大会の出場権を獲得した。同カテゴリーで主将を務める山内は「うれしい。やっとメダルを獲得できた。チーム一丸で頑張って結果につながった」と喜びをにじませた。
アウェーで行われた決勝で日本は守りに入り2セットを落とした。後がなくなった第3セット。「攻める気持ちを忘れずに立て直そう」と、サーブで攻め、前半から勢いを付けた。「アウェーの空気も自分たちの応援に聞こえるくらい、集中して取り組んでいた」。山内のスパイクやブロックで一気に点差を広げて第3セットを奪い、第4セットも取ってフルセットに持ち込むと、最終第5セットも最後に山内が連続得点を挙げ、熱戦を制した。
大会直前に合流した急造チームで、メンバーのコンディションもバラバラだった。予選ラウンドから日替わりでヒロインが出るなど、チーム全員で勝ち上がり、集大成の決勝戦で苦しい場面を乗り越えた。
2017年5月24日 11:15
個人賞でMVPを受賞した山内美咲主将(左)=21日、タイ(AVC提供)
バレーボールの第2回アジアU—23女子選手権大会最終日が21日、タイのナコンラチャシマであり、全日本女子チームは決勝戦でタイに2セットを失ってからの3—2で逆転勝利し、アジア初制覇を果たした。U—23女子日本代表として出場した糸満市出身の山内美咲主将(兼城中—西原高—東海大—NEC)が世界の舞台で活躍し、個人賞でMVPを受けた。
日本は9月10日から17日までスロベニアで開催される2017年U—23世界選手権大会の出場権を獲得した。同カテゴリーで主将を務める山内は「うれしい。やっとメダルを獲得できた。チーム一丸で頑張って結果につながった」と喜びをにじませた。
アウェーで行われた決勝で日本は守りに入り2セットを落とした。後がなくなった第3セット。「攻める気持ちを忘れずに立て直そう」と、サーブで攻め、前半から勢いを付けた。「アウェーの空気も自分たちの応援に聞こえるくらい、集中して取り組んでいた」。山内のスパイクやブロックで一気に点差を広げて第3セットを奪い、第4セットも取ってフルセットに持ち込むと、最終第5セットも最後に山内が連続得点を挙げ、熱戦を制した。
大会直前に合流した急造チームで、メンバーのコンディションもバラバラだった。予選ラウンドから日替わりでヒロインが出るなど、チーム全員で勝ち上がり、集大成の決勝戦で苦しい場面を乗り越えた。