警戒所は2階建てで、組長や関係団体の幹部らが出入りする玄関の向かいにある。もとは県職員用の公舎だったが、未使用の状態となっていたため、県警と県が協議し、山口組対策の拠点として活用することを決めた。
開所後は暴力団担当の捜査員らが随時立ち寄り、夜間も含め警戒や監視に当たる。周辺には暴力団追放を訴える大型の看板も設け、地域の機運を高める。
山口組と神戸山口組を巡っては警察庁が今年3月、「対立抗争」状態にあると認定。昨年8月末の分裂以降、両団体が絡む事件は兵庫県内の4件を含め全国で約80件に上る。分裂との関連は捜査中だが、5月には岡山市で、7月には名古屋市で神戸側の組員が射殺される事件も起きた。
両団体の衝突がさらに激化すれば「特定指定」の動きが本格化する可能性もあり、県警は4月に専従捜査員によるプロジェクトチームを設置するなど情報収集の体制を強化。神戸側が本拠地とする淡路市の?友会事務所周辺でも巡回を増やし、動向を注視している。
開所後は暴力団担当の捜査員らが随時立ち寄り、夜間も含め警戒や監視に当たる。周辺には暴力団追放を訴える大型の看板も設け、地域の機運を高める。
山口組と神戸山口組を巡っては警察庁が今年3月、「対立抗争」状態にあると認定。昨年8月末の分裂以降、両団体が絡む事件は兵庫県内の4件を含め全国で約80件に上る。分裂との関連は捜査中だが、5月には岡山市で、7月には名古屋市で神戸側の組員が射殺される事件も起きた。
両団体の衝突がさらに激化すれば「特定指定」の動きが本格化する可能性もあり、県警は4月に専従捜査員によるプロジェクトチームを設置するなど情報収集の体制を強化。神戸側が本拠地とする淡路市の?友会事務所周辺でも巡回を増やし、動向を注視している。