アフリカ南部のレソト王国の鉱山で、史上5番目に大きなダイヤモンドの原石が見つかったと、英国のダイヤモンド会社ジェム・ダイヤモンズが発表した。
大きさはゴルフボール2個分に相当する、重さ910カラットのダイヤが採掘されたのは、レソト北部のマルチ山脈にあるレツェング鉱山。
この鉱山では、2006年に見つかった603カラットをはじめ、世界最大級のダイヤがこれまでに7個採掘されているが、今回は最高品質の「D」(無色)で、タイプは「IIa」と言われる透明性が最も高い希少なもの。
ダイヤモンドは、大きさを「カラット(ct)」で示すことは知られているが、1ctは約3ミリで重さは0.2グラム。
天然石なので小さな内包物(インクルージョン)が含まれるのが一般的だが、顕微鏡で見てもインクルージョンが目立たず、無色で透明性が高いものほど品質が高いと評価される。
専門家による投資家向けの情報によると、今回見つかったダイヤの価値は約4000万ドル(約44億円)を下らないという。
【日時】2018年01月20日(土) 09:00
【提供】ハザードラボ