「2018 FIFAワールドカップ ロシア」F組第1戦スウェーデン戦で、目に止まる活躍で注目を浴びている韓国の“守護神”チョ・ヒョヌ(26、大邱FC)が実力もさることながら、人格も“MVP”であると言われている。
チョ・ヒョヌのサッカー人生は大学生活と同時に本格的に始まった。
2010年に鮮文大学スポーツ科学部に入学した彼はすぐに主戦GKに抜てきされた。
同大学で8年間、監督を務めたチョ・グンヨンプロサッカー連盟競技委員長兼大韓サッカー協会技術委員との縁もその頃に結ばれた。
チョ・ヒョヌは大学サッカー部の守護神として全国体育大会をはじめとする各大会に出場した。
また、入学当時からU-20五輪代表に選ばれ、毎年、ユニバーシアードや日韓大学サッカー定期戦の代表として経験を積み上げた。
チョ・ヒョヌは実力と共に人格も格別だ。
3年生だった2012年には難しい環境で一生懸命にスポーツに励む後輩たちのために、2000万ウォン(約200万円)を寄付。
また、大邱FCとの契約金の一部は体育部所属の宿舎リフォームと生活改善費用に使用された。
大学時代、彼と苦楽を共にしたチームメイトや指導者たちは実力のように優れた人格を高く評価している。
チョ・ヒョヌの指導教授であり体育部長を経験したイ・ヒョンイル教授(スポーツ科学部)は「常に率先し、思いやりのある姿が印象的だった。
体育部でも目立つほどの実力がある選手だったから、世界を舞台にプレーできると確信していた」と述べた。
一方、韓国代表24日、ロストフ・ナ・ドヌのロストフアリーナでメキシコとのF組第2戦をおこなう。
【日時】2018年06月22日(金) 10:25
【提供】WoW!Korea