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シンガポールを国賓訪問中の韓国・文在寅（ムン・ジェイン）大統領が12日午前（現地時間）リー・シェンロン首相と会談を開き、韓国‐ASEANの関係増進に向けた基盤を固めた。

韓国青瓦台（大統領府）によると文大統領はこの日、首脳会談で15年ぶりのシンガポール国賓訪問を通じて、新南方政策の重要なパートナーであるシンガポールとの友好・協力関係を互恵的・包括的・未来志向的へと一段階格上げさせようという意志を表明した。

これにリー首相は文大統領の初シンガポール訪問を歓迎し、新南方政策の基調のもとで今後、両国関係がさらに発展することを期待すると答えた。

両首相は、両国の国民間の友好・協力が両国の関係発展の最も重要な土台との認識を確認した。

両国間の青年進出や優秀な人材交流を持続的に拡大することにした。

また両国がASEANの国民らの力量強化のために協力しながら、韓国‐ASEAN間の“人中心”未来共同体を共に実現していくことにした。

さらに文大統領シンガポールが先月の歴史的な米朝首脳会談を成功的に開催し、朝鮮半島の非核化と平和政策のための旅情に大きく貢献してくれたことに謝意を表した。

これに対して、イー首相は南北及び米朝首脳会談など、肯定的な状況変化を引き出した韓国政府の主導的努力を高く評価した。

また、このような状況の変化が、朝鮮半島非核化と平和定着につながることを期待する、と述べた。