🍜 盛岡市雑談

　大和ハウス工業岩手支店が盛岡市みたけ２丁目に整備する大規模商業施設のオープンが予定から半年近く遅れ、早くても２０１８年春以降になることが分かった。当初は１７年秋ごろに開業する方針だったが、出店するテナントの調整に時間がかかっているという。

　同支店は、日本たばこ産業（ＪＴ）盛岡工場跡の所有地約１２万平方メートルに商業施設と分譲住宅地を整備している。商業施設は５区画計約８万平方メートルに大小２０〜２５店舗が集積し、来店者が車などで移動して買い物ができるオープンモール。同支店によると、スーパーを核に飲食店、衣料品店、ドラッグストア、スポーツ店、クリニックなどを配置し、県内初出店の店もある。

　建物は同支店が建設し、賃貸する。１６年末には県に大規模小売店舗立地法に基づく新設届を提出する予定だったが、現時点で届け出や建物の建設開始の時期は決まっていない。テナントが固まっていない理由について、同支店は「地域のニーズを検討し調整しているため」とする。