😎 芸能総合

　人気アイドルグループ「ＡＫＢ４８」の姉妹グループとして「ＳＫＥ４８」、「ＮＭＢ４８」に続き、新たに九州・福岡市を拠点とする「ＨＫＴ４８」が誕生することが１日、明らかになった。この日、千葉・幕張で行われた２０枚目のシングル「桜の木になろう」劇場盤発売記念握手会で発表された。総合プロデュースは秋元康氏（５４）が担当し、グループ名は博多（ＨＡＫＡＴＡ）から命名。秋にもデビュー公演を行う。

　九州にも「会いに行けるアイドル」が生まれる。東京・秋葉原（ＡＫＢ４８）、名古屋・栄（ＳＫＥ４８）、大阪・難波（ＮＭＢ４８）に続く４つ目の地域密着グループ。福岡・中央区地行浜のホークスタウンモールに作られる「ＨＫＴ４８劇場」が本拠地となる。公演が活動のメーンとなり、ファンにとっては九州発となるアイドルグループの成長を身近に支えることができる。

　秋元氏はかつてＡＫＢ４８グループを全国展開したい意向を示していた。今回、福岡市を選んだのは、常設劇場などハード面の条件がそろったことが理由という。ＨＫＴ４８劇場の規模などは今後、詰められ、秋に完成する予定。

　第１期生の募集もこの日からスタート。応募資格は１１〜２２歳までの女性でＨＫＴ４８劇場に通えること、応募時点で他の芸能事務所に所属していないことなどが条件。３１日まで一般募集される。書類選考、面接審査、ダンス・歌唱審査を経て、７月上旬に合格者が決定し、レッスンを経て、秋の劇場デビューを目指す。

　◆ＮＭＢ初出張名古屋で１４曲　ＮＭＢ４８の「ｔｅａｍＮ」１６人が名古屋市内のＳＫＥ４８劇場で初の出張公演を行い、初のオリジナル楽曲「青春のラップタイム」など計１４曲を披露した。「ＨＫＴ４８」誕生の知らせに、キャプテンの山本彩（さやか、１７）は「刺激を受ける部分もある。（ＮＭＢは）大阪ってことで、トークを磨くことが切り札になると思う」と独自の魅力をアピール。渡辺美優紀（１７）は「博多美人が集まってくるんだろうな、とすごくワクワク」と歓迎した。