京都市営地下鉄の利用者が5年連続で前年比増となった。市交通局は、観光客や景気回復などによる通勤者の増加、大学の都心回帰が背景にあるとみている。ただ、建設時の借金を背負う市営地下鉄は経営健全化計画の途上。さらに利用者を増やすため知恵を絞る。
朝7時半、地下鉄烏丸線京都駅では、ホームの反対側まで乗車待ちの列ができていた。「ホームが混雑しており大変申し訳ありません」と駅員が通勤客らに整列乗車を呼びかけていた。
20日に市がまとめた2014年度の利用状況によると、1日あたりの乗客数は前年比1万500人増の35万9千人。10年度から5年連続で3千〜9千人増が続き、14年度は13年度の9千人増を上回った。
朝7時半、地下鉄烏丸線京都駅では、ホームの反対側まで乗車待ちの列ができていた。「ホームが混雑しており大変申し訳ありません」と駅員が通勤客らに整列乗車を呼びかけていた。
20日に市がまとめた2014年度の利用状況によると、1日あたりの乗客数は前年比1万500人増の35万9千人。10年度から5年連続で3千〜9千人増が続き、14年度は13年度の9千人増を上回った。