サヨナラ負けピンチに奇策「内野6人シフト」 結果は…
朝日新聞デジタル 5/22(月) 17:12配信
サヨナラ負けピンチに奇策「内野6人シフト」 結果は…
九州六大学野球の北九州市立大—西南学院大の試合。同点の九回裏1死満塁で、西南大は外野手2人を内野に守らせる6人シフトを敷いた=北九州市立大谷球場
九州六大学野球の春季リーグ戦最終日の22日、北九州市立大谷球場であった北九州市立大—西南学院大の試合で、西南大が珍しい「内野6人シフト」を敷いた。
2—2の同点で迎えた九回裏1死満塁の守り。一打出ればサヨナラ負けの場面で、西南大の東和樹監督は中堅手をスクイズ対策で一、二塁間の前に、右翼手を三遊間に置き、外野に左翼手だけを残した。東監督によると、過去にも20回ほど内野を5人で守らせたが、失敗は一度だけ。春季リーグの最終戦だったため、初めて内野に6人を配したという。
奇策に打って出たが、結果は押し出し四球でサヨナラ負け。「うちは点を取れるチームじゃない。打者を考えさせる意味もあった」と東監督。「勝っても負けても全部出し切りたかったが、勝てなかったら意味がない……」と残念がった。
朝日新聞デジタル 5/22(月) 17:12配信
サヨナラ負けピンチに奇策「内野6人シフト」 結果は…
九州六大学野球の北九州市立大—西南学院大の試合。同点の九回裏1死満塁で、西南大は外野手2人を内野に守らせる6人シフトを敷いた=北九州市立大谷球場
九州六大学野球の春季リーグ戦最終日の22日、北九州市立大谷球場であった北九州市立大—西南学院大の試合で、西南大が珍しい「内野6人シフト」を敷いた。
2—2の同点で迎えた九回裏1死満塁の守り。一打出ればサヨナラ負けの場面で、西南大の東和樹監督は中堅手をスクイズ対策で一、二塁間の前に、右翼手を三遊間に置き、外野に左翼手だけを残した。東監督によると、過去にも20回ほど内野を5人で守らせたが、失敗は一度だけ。春季リーグの最終戦だったため、初めて内野に6人を配したという。
奇策に打って出たが、結果は押し出し四球でサヨナラ負け。「うちは点を取れるチームじゃない。打者を考えさせる意味もあった」と東監督。「勝っても負けても全部出し切りたかったが、勝てなかったら意味がない……」と残念がった。