神野大地は厚底ライバル靴で勝負 「シューズで負けていると思ったことはない」
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2020年2月6日 16時51分
ケニア合宿から帰国し、東京マラソンへ向け意気込む神野=成田空港で
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プロランナーの神野大地(26)=セルソース=が6日、東京マラソン(来月1日)に向けたケニアでの高地合宿から成田空港着の航空機で帰国。一連のナイキ社製厚底シューズを巡る騒動に触れ「自分がシューズで負けていると思ったことはない」と“ブーム”にくぎを刺した。
プロランナーとしての生き方、プライドをのぞかせた。折しものこの日、ナイキ社が新たな厚底シューズを発表。神野も「今日のナイキも、みんな履くということですよね」と興味は示しながらも「僕はプロとしてニューバランスさんのおかげで活動できているので、恩返ししたい。ニューバランスさんのシューズで結果を出したい」と契約社への謝意をストレートに示した。
東京マラソンで、大迫傑(ナイキ)や設楽悠太(ホンダ)は新しい厚底シューズを履くことも予想される。一方、神野もニューバランス社の厚底、カーボンプレート搭載シューズを導入予定。「僕は僕のレベルを上げていくことが大事。ニューバランスさんもめちゃめちゃ頑張ってくれている」。同社との強い信頼関係を胸に、東京マラソンで目標の2時間8分台を目指す。