🌍 ニュース総合

防犯・防災大手セコムが今年4月まで販売した住宅用消火器の一部製品で、製造上の不具合でグリップ部分のボタンが脱落して、消火剤の放射ができなくなる可能性があるとして、消防庁にリコール（無償交換）を届け出た。

リコールの対象となっているのは、モリタ宮田工業が製造し、昨年10月から4月にかけてセコムが販売した住宅用消火器「トマホークマッハII」（税込2万7500円）。

この消火器は、上部の黄色い安全栓に続いてグリップを引き抜くと扉が外れ、内部に収納されたホースを伸ばして火元に向けて放射するメカニズムで、一部の製品にグリップ部分のボタンが脱落する可能性があることが判明した。

セコムは、「出火した場合、消火剤の出が困難になるおそれがある」として、製造番号「0011226」〜「0013233」の製品を、無償交換すると消防庁に届け出た。

不具合のある製品を使用中の消費者については把握しているのでセコムから個別に連絡がいくという。