線路跡地の細長い土地を利用して作られたA棟とB棟からなる複合施設。A棟には渋谷区の保育所型認定こども園が2018年10月に開園予定。B棟はさまざまな人々の交流を目的とした施設で、1〜7階には鎌倉発祥のレストラン「GARDEN HOUSE」などを運営する「THINK GREEN PRODUCE」が手掛ける初のホテル「MUSTARD HOTEL」が入る。ほかにもホテル併設のカフェ・バー&パティスリー、ホットサンドとティーラテなどを提供するカフェ、レンタルオフィスもある。
同施設を運営する東京急行電鉄の髙橋和夫社長は、「渋谷の周辺には原宿、表参道、青山、代官山など個性的な魅力を発信するエリアが多い。2012年にオープンした『渋谷ヒカリエ』(関連記事「渋谷ヒカリエ」解剖! “大人の女のリアル”を知る)、キャットストリートへの玄関口となった『渋谷キャスト』(関連記事「新施設『渋谷キャスト』は個性派おしゃれグルメに注目」)は、原宿から渋谷を経由し代官山方面へと、南北に新たな人の流れを作った。渋谷ストリーム、渋谷ブリッジに続き、2019年には渋谷スクランブルスクエアも開業予定。さまざまな施設を集めてそれぞれの魅力を高めあうことで、『エンターテインメントシティー渋谷』に彩りを添えるムーブメントを作り出していきたい」と語った。