18号の広島丸がロングバットを使わない理由
[2017年8月16日7時27分 紙面から]
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1回表無死一、三塁、丸は右越え3点先制本塁打を放つ。投手小野(撮影・宮崎幸一)
1回表無死一、三塁、丸は右越え3点先制本塁打を放つ。投手小野(撮影・宮崎幸一)
<阪神6−11広島>◇15日◇京セラドーム大阪
広島が優勝マジックを再点灯させた。2位阪神と京セラドーム大阪で直接対決。頼れる3番、丸佳浩外野手(28)が1回無死一、三塁から18号先制3ランを放つと、4回で先発全員安打を記録。今季46度目の2桁安打、今季9度目の2桁得点と打ちまくってマジック「27」をともした。もう消滅させることなく、リーグ連覇へ突っ走るだけだ。
快音を残して、打球は京セラドーム大阪の右翼席へ真っすぐに伸びていった。1回。いきなり迎えた無死一、三塁の好機。丸が捉えた1発は、広島打線を点火させた。過去2戦はいずれも6回途中2失点と苦戦していた阪神小野を3度目の対戦で3回途中でKO。4回は打者一巡の猛攻で6得点を奪うなど、今季46度目の2桁安打で、今季9度目の2桁得点。先発全員安打の猛打爆発で、マジックも再点灯だ。