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モデルで女優の菜々緒（26）が、5日放送の『とんねるずのみなさんのおかげした』（フジテレビ系）に出演。

「妖怪、話題のお店に行く」というコーナーに登場した菜々緒の"ひょっとこメイク"がヤバすぎると話題になっている。

番組のメインを務めるとんねるずの石橋貴明（53）や木梨憲武（52）をはじめ、バナナマンやダレノガレ明美（24）などが妖怪になって人間界の流行グルメを紹介するという同コーナー。

出演者たちがそれぞれ個性的な妖怪に扮する中、菜々緒がひょっとこのお面をつけた「ひょっとこウーマン」として登場すると芸人顔負けの気合いの入ったメイクを披露した。

カメラの前に現れた際には、ひょっとこのお面をつけていた菜々緒。

しかし、お面を外するとひょっとこ以上にインパクトのあるメイクの顔面が露わに。

彼女の顔には、真っ黒なひげと太い眉が描かれ、目の周りを塗りつぶすような厚いメイクが施されていた。

そんな衝撃のひょっとこ顔を見せた菜々緒は、さっそくネット上でも話題を集めており、「菜々緒のひょっとこメイク半端じゃない」「やりすぎだろ」「何を目指してんの？」などといったコメントが寄せられている。

「共演者のダレノガレさんがほぼ素顔で出演していたのに対して、菜々緒さんのメイクは圧巻でしたね。しかし、番組冒頭こそ強烈なメイクのおかげで存在感を発揮した菜々緒さんですが、その後の展開ではなかなかトークに参加することができませんでした。ダレノガレさんは芸人たちからのイジりに素早く反応し、バラエティ慣れしているところを存分に披露していました。『バカ逃レさん？』と言われれば『バカじゃねえよ！』と返し、『塩かタレさん？』と話を振られれば『焼肉じゃねえよ！』とツッコんでいた姿には木梨さんも『プロだなぁ』と感心していましたね」（芸能ライター）

モデルや女優業を中心に活動する菜々緒とダレノガレでは、やはりバラエティでの経験に大きな差があるのだろう。

2012年放送の初主演連続ドラマ『主に泣いてます』（フジテレビ系）での子泣きジジイ姿も記憶にある菜々緒にとっては、今回のひょっとこメイクにも大きな抵抗はなかったのかもしれない。

そんな女優としてのプロ根性を見せた菜々緒だが、そこには別の意図があるのではないかと指摘する声もある。

「菜々緒さんは、『みなさんのおかげでした』の後に放送された『櫻井有吉アブナイ夜会』（TBS系）にも出演しています。その中で彼女は『イメージとのギャップに悩んでいる』ことを告白。番組では彼女に密着取材を行ったのですが、そこには雨合羽スタイルで自転車をこぐ姿や300円均一の雑貨店で買い物をする様子が映されており、普段の生活がかなり地味なことをアピールしていましたね。さらにスタジオで展開された恋愛トークでは、『二股されたこともある』『束縛はしない』と言い、MCの有吉弘行さん（40）からSかMかを問われると『どっちも楽しみたい』と微笑んでいました。そして菜々緒さんは寝顔がブスすぎるといって白目をむいて眠っている写真まで公開し、有吉さんから『調子のいいマツコさん』と指摘されていましたね。番組が一般の人々に行った菜々緒さんのイメージ調査には、やはり"悪女"といった声が多く、本人的にもかなり意識しているのではないでしょうか。ひょっとこメイクに続けて庶民派アピールをした彼女は、悪女という印象から早く脱却したいのかもしれません」（芸能関係者）

『アブナイ夜会』の中で菜々緒は自身が演じる役柄について「悪女ばっかり」と言っていたように、タレントにとってイメージは仕事の内容に直結する。

女優としての活動に力を入れている菜々緒とすれば偏ったキャラクターばかりを演じることに限界を感じているのかもしれない。

しかし彼女ほど悪女の似合う女優も珍しい。

バラエティでさまざまな一面をアピールすることは芸能活動の幅を広げるだろうが、ファンの中にはそんな彼女の姿は見たくないという人もいることだろう。

ヘタに庶民派なイメージが根づいて、せっかくの悪女キャラに傷がつかなければいいが...。