🌎 国際ニュース

韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は21日、米韓合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン（UFG）」が開始されたことに関連し、「北朝鮮は平和を守るため我々の努力を歪曲してはならず、これを口実に状況を悪化させる挑発的行動をしてもならない」と述べた。

文大統領はこの日、大統領府でおこなわれた定例の米韓閣議で「今回の演習は韓国国民の生命と安全を保護するため、民間軍の防御体制を点検するもの」と前提し、「防御的な性格の訓練であり、朝鮮半島で軍事的緊張を高めようとする意図は全くない」としてこのように明らかにした。

また、「北が継続する挑発のため、米韓合同防衛演習を実施する悪循環が繰り返されていることを認識すべきである」と強調した。

文大統領の言及は米朝間の対立が小康状態に入り込んだ状況で、UFG練習が「防御的な性格の例年訓練」という点を強調し、北朝鮮がUFG練習を口実に反発および挑発するのを遮断するためのものと見られる。