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物理を征するコツはまだある
一つ目は物理学全体を俯瞰することにある
「ニュートン力学」「マクスウェルの電磁方程式」が古典物理学
「量子力学」が現代物理学
アインシュタインの「特殊」と「一般」がそのはざまにある
「量子コンピューター」が最近話題になっているが、そんな高度な知識は当たり前だが必要ない
古典物理学が大学入試でも試験範囲なのだ
もう一つはなるべく簡単に考えることだ
物理が苦手になるのは高校の物理の教師の教え方が、ダメだからだと言える
例えば「電磁波」
これは簡単に言うと、波長の違いで呼び名が変わっていくだけ
まず虹の七色の可視光線が基本で、赤色の内側は波長が長くなり温度(赤外線)になり、さらに波長が長くなると電波になる
波長が長いほど遠くに届き、また、生物には無害となっていく
反対が「紫外線」で波長は短くなり、エネルギーが強くなり生物には有害となる だから日焼けしてDNAを守る
赤外線コタツは波長が長く無害なので日焼けはしない
また紫外線に殺菌効果があるのも波長が短く、エネルギーが強くなるからだ
さらに波長が短くなるとX線になり有害さは増すが、遠くに届かなくなる
そして最も波長が短いのがいわゆる放射線で、遠くには届かないが人体には致命的
ちなみに紫外線はultravioletで、赤外線はinfraredだ
ウルトラはウルトラマンのウルトラだと皆がわかる
インフラはいわゆるインフラと同じ語源だ
ややこしく教えられるからわからなくなってしまう
生徒の責任ではない