高原が東京V初ゴール!“アニキ”襲名だ
名門再建へ、「アニキ」襲名だ−。J2東京VのFW高原直泰(33)が、
移籍後初のゴールを決めた。26日、東京・稲城市の練習場で桐蔭横浜大と練習試合を行い、
清水から加入したチーム最年長が先制点を決めた。
前半8分、清水東高の1年後輩、右サイドバック森のクロスを右足ボレー。
これがネットに刺さると、集まった約200人の観衆から拍手が起こった。
前半45分間だけの出場だったが「この時期にこれだけタイミングが合っている。
この精度をもっと高くしていければ」と手応えを口にした。
チーム唯一の70年代生まれとあって「アニキ」役を買って出た。合流して最初の
2、3日で全員の顔を覚え、「元日本代表エース」という肩書に気後れして
話しかけづらい後輩たちのために、自ら積極的に声をかけた。そんな高原を慕い、
昨季Jリーグ史上最年少の18歳59日でハットトリックを達成したFW中島らが
自然と集まってきた。
「(アルゼンチンの)ボカで同僚だったリケルメってどんな選手だったんですか?」。
興味津々に尋ねる後輩たち。そんな雑談をきっかけに、チームの団結力を高めるのが狙いだ。
「このチームでどういうサッカーを目指しているのかをみんなで話せると良いですね」。
新天地第1号も飛び出し、アニキの滑り出しは上々のようだ。
[日刊スポーツ2013年1月27日6時58分 紙面から]
名門再建へ、「アニキ」襲名だ−。J2東京VのFW高原直泰(33)が、
移籍後初のゴールを決めた。26日、東京・稲城市の練習場で桐蔭横浜大と練習試合を行い、
清水から加入したチーム最年長が先制点を決めた。
前半8分、清水東高の1年後輩、右サイドバック森のクロスを右足ボレー。
これがネットに刺さると、集まった約200人の観衆から拍手が起こった。
前半45分間だけの出場だったが「この時期にこれだけタイミングが合っている。
この精度をもっと高くしていければ」と手応えを口にした。
チーム唯一の70年代生まれとあって「アニキ」役を買って出た。合流して最初の
2、3日で全員の顔を覚え、「元日本代表エース」という肩書に気後れして
話しかけづらい後輩たちのために、自ら積極的に声をかけた。そんな高原を慕い、
昨季Jリーグ史上最年少の18歳59日でハットトリックを達成したFW中島らが
自然と集まってきた。
「(アルゼンチンの)ボカで同僚だったリケルメってどんな選手だったんですか?」。
興味津々に尋ねる後輩たち。そんな雑談をきっかけに、チームの団結力を高めるのが狙いだ。
「このチームでどういうサッカーを目指しているのかをみんなで話せると良いですね」。
新天地第1号も飛び出し、アニキの滑り出しは上々のようだ。
[日刊スポーツ2013年1月27日6時58分 紙面から]