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森川博紀監督は「力尽きました。夏季講習などで投手がいなくて」と話し「でも、1点差でここまで勝ってきて、やっと今までやってきたことが出せた大会でした。よくやったのかなと思う」と、選手をねぎらった。1回戦で空知滝川（北海道）に7−6でサヨナラ勝ちして「チームの輪がいい感じになれた」（小川竜矢主将）と、2回戦盛岡姫神（東北）を4−3、準々決勝柏崎（信越）を3−2とダブルヘッダーを勝ち抜いたのは、大きな財産になった。

「夏季関東大会では1回戦で負けて終わりかなと思ったら、この大会のチャンスをいただいた。勝ちたかったという気持ちはありますが、少ししてみんなでこの結果を喜べたら。悔しい思いは高校で生かしたい」と、3位のメダルを胸にかけた小川主将の表情は明るかった。

全日本大学軟式野球選手権