27歳伏兵が制す 渡利初戦敗退の最重量75キロ級
[2016年8月19日10時9分]
<リオ五輪:レスリング>◇18日◇女子75キロ級決勝
渡利璃穏(24=アイシンAW)が初戦で敗れた最重量を制したのは27歳の伏兵、ウィービーだった。
国際舞台で目立った成績はないが、決勝では2004年アテネ大会銀など経験豊富な38歳のマニュロワ(カザフスタン)に対し、力強い攻めを繰り出して快勝した。
前回ロンドン大会はカナダ代表の練習パートナーとして訪れ、試合の合間にこっそりとマットに立って五輪の雰囲気を味わった。4年の時を経て今度は表彰台の真ん中に立つことになった。努力が報われた瞬間に「自分のやるべきことだけを考えた。信じられない」と夢見心地だった。
[匿名さん]
リオ女子レス代表の渡利、がん闘病中 沙保里エール「しっかり治して東京五輪に」
デイリースポーツ 11/25(金) 5:00配信
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今夏のリオデジャネイロ五輪に女子レスリング75キロ級で出場した渡利璃穏(25)=アイシンAW=ががんの一種である「ホジキンリンパ腫」で闘病中であることが24日、明らかになった。都内で行われた日本代表合宿で、日本協会の栄和人強化本部長(56)が明かした。
同本部長によれば、渡利は五輪前に受けたレントゲン検査で胸部に白い影が見つかり、五輪後の9月に細胞を検査した結果、悪性の腫瘍であることが判明したという。現在は抗がん剤治療を受けており、同本部長は「本人は病気に負けずに頑張ると言っている。(リオ五輪で)増量した苦しさを考えれば、病気には負けられないと言っている」と話した。
渡利はリオ五輪への出場権を得るため、1日5食の食事やウエートトレーニングで10キロ近く増量し、63キロ級から75キロ級に挑戦。リオでは初戦の2回戦で敗退していた。リオ五輪後は本来の63キロ級に戻り、20年東京五輪出場を目指す予定だった。
コーチ兼任で合宿に参加した五輪4大会連続メダリストの吉田沙保里(34)=至学館大職=は、至学館大の後輩について「一生懸命戦っている。たまに大学で会うけど元気そう」と語り、「しっかり治して東京五輪に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。
[匿名さん]
渡利璃穏2年ぶりマット リオ五輪後に悪性リンパ腫
[2018年5月8日20時34分]
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渡利璃穏(2015年12月23日撮影)
渡利璃穏(2015年12月23日撮影)
リオデジャネイロ五輪レスリング女子75キロ級代表の渡利璃穏(26=アイシンAW)が、2年ぶりにマットに帰ってくる。日本レスリング協会は8日、全日本選抜選手権(6月14〜17日・駒沢体育館)のエントリーを発表。リオ五輪後、悪性リンパ腫で闘病していた渡利は強化委員会推薦選手として68キロ級に出場する。
リオ五輪後の検査でリンパ腫が判明した渡利は、抗がん剤や放射線による治療を続けていた。昨年6月の全日本選抜はスタンドで観戦し「久しぶりに見るとやりたくなる」と順調な回復ぶりをアピール。今年に入ってからは地元島根のイベントで小学生らを指導し、4月には新潟・十日町の代表合宿に五輪以降初めて参加するなど20年東京五輪へのスタートを切っていた。
[匿名さん]